#author("2016-04-17T00:13:35+09:00","","")
[[TypeSetting/MakingOfProceedings/ClassFile]]

*改変が必要な箇所(クラスファイル等の制作) [#e4b4e747]

**すべての欧文で共通 [#w051e6de]

\if@european などのフラグを作って変更する.

,項目,変更後,参照
,行送り,狭く,\narrowbaselines / \widebaselines (jsclasses)
,インデント,1zw -> 1.5em,\if@english (jsclasses)
,list 環境等,アキなど,article.cls / frenchb.ldf
,図表の見出し,\nobreakspace を加える,クラスファイルを修正する

インデントはなかなか難しい問題である.まず,「インデント幅が(日本語を除き)各言語で異なる」のは一般的に体裁が悪いと考えられる.したがって,(日本語を除く)どの言語でも,たとえばインデント幅が 1.5em になるように設定すると良さそうである.一方見出し後(節見出しなど)のインデントを行うかどうかは言語によって異なる.

**各言語ごと [#f07ea1b9]

,項目,参照
,見出し後のインデント,\if@english (jsclasses); frenchb.ldf
,フランス式空白,\frenchspacing
,キャプション,\if@english (jsclasses)
,\dots の定義,

**脚注 [#ecf15856]

脚注の扱いは言語によって異なる.

,,日本語,英語,ドイツ語,フランス語,イタリア語,LaTeXでの実装方法の例
,合印,数字+記号,数字のみ,数字のみ,数字のみ,数字のみ,\thefootnote \@makefnmark
,句読点の前/後,前,後,前/後,前,前/後,文書ファイルでの記述位置を変更
,合印前の(五分)アキ,なし,なし,なし/あり,あり/なし,なし/あり,
,脚注中の合印,上付/通常,上付,上付,通常(+フル・ストップ),上付,\@makefntext

出版社によって変動があることに注意する.以下の回り込みの件を含めて,\selectlanguage したあとに \FrenchFootnote などのコマンドを記述すれば,その言語用の設定になるようにすればよい.

***脚注中の文章の回り込み [#p008bac0]

たとえば jclasses では脚注中の文章は回り込むようになっている.一方 jsclasses では回り込まないようになっている.合印の左右方向の揃えはこれに従属させる必要がある.具体的には次のようになる.

,回り込み,合印
,あり,左揃え
,なし,右揃え

欧文では回り込みがありのことが多いようだが,なしの場合もある.jclasses では回り込みありである.一方 jsclasses では回り込みなしである.jsclasses にもとづく場合に,欧文の回り込みをどうするかは問題である.また,これに限らないが,インデント幅をどうするかも問題である.たとえば jsclasses で 1zw となっているところを欧文のところで 1em にすべきか(一般に 1zw = 1em とはならない).

**言語ごとの一覧 [#c8949f63]

-英語:\narrowbaselines 
-ドイツ語:\narrowbaselines, 
-フランス語:\narrowbaselines, \frenchspacing,

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