#author("2016-04-24T00:43:42+09:00","","") [[Computer/Linux/Modem/Install]] *ltmodem [#m00416f5] Lucent 社製のチップセットを使っているモデムは,カーネル 2.4 系では ltmodem というドライバによって利用することができるようになります. **想定する環境 [#dbeabaa5] Vine Linux 3.2(kernel 2.4.33)を想定しています.カーネル 2.4 系ならば大体同じはずです. **インストールと設定 [#c44459ef] ***準備 [#za3123b5] ltmodem ドライバをコンパイルするには,kernel-headers(すでにインストールされているはずです)と kernel-source が必要です.Vine Linux の場合は apt-get や rpm を利用してインストールします. apt-get を利用する場合は次のようにします. # apt-get install kernel-source ***ダウンロード [#g823605a] -[[Linux Drivers for Lucent/Agere Winmodems - Download Page:http://www.physcip.uni-stuttgart.de/heby/ltmodem/#sources]] から ltmodem-?.???.tar.gz をダウンロードします. ***インストール [#m66e87ea] 適当な場所に解凍します. $ tar xvzf ltmodem-?.???.tar.gz $ cd ltmodem-?.??? 1ST-READ の通りにインストールすればOKです. $ ./build_module 上を実行するといろいろと確認を求めてきますが,全て [Enter] で答えます. # ./ltinst でドライバが読み込まれます. # ./autoload でシステムの起動時に自動的にドライバが読み込まれるようになります. # lsmod を実行して ltmodem と ltserial モジュールが読み込まれていることを確認しましょう. **PPxP での設定 [#bf156f34] モデムは /dev/modem を選べばOKです{{fn 実際には /dev/modem は /dev/ttyLT0 へのリンクになっています.}}. **リンク [#u1e53d20] -[[Vine Linux 3.2: linmodem:http|//www.d1.dion.ne.jp/~irino/linux/vine-linmodem.html]]