Computer/Mac/OSX

macOS Big Sur

2020/11/13(日本時間)にリリースされた.

インストーラは12GBほどある.インストール先ボリューム(パーティション)は新規インストールの場合35GB程度,アップグレードの場合45GB程度必要.今までより大幅に増えているので注意が必要.

バージョン

ProductBuildDarwinxnu日付備考
11.0.120B2920.1.0xnu-7195.50.7~22020/10/31

ドライバ

Brother HL-5270DN用のドライバはインストールできないようだ.一般のPostscriptプリンタとして利用する.

patcher

Catalinaまではdosdude1さんのCatalina Patcher等がよく用いられていたが,Big SurではMetal非対応のGPUに関する問題があって,現状では対応しないらしい(twitter).

micropatcher

v0.5.1をMac mini (Mid 2011)にインストールした場合.機種ごとに微妙にインストール方法が異なる場合があるので,‘Instruction for use’を必ず読む.

  1. USBメモリ等は16GB以上必要.
  2. Appleからインストーラをダウンロードする.macadmin-scriptsに含まれる次のスクリプトを実行するのが 簡単.
    • $ sudo ./installinstallmacos.py
  3. micropatcherをZIPファイルでダウンロードする.
  4. Mac OS拡張(ジャーナリング)かつGUIDパーティションでUSBメモリ等をフォーマットする.
  5. createinstallmediaコマンドを実行する.
    • $ sudo /Applications/Install\ macOS\ Big\ Sur.app/Contents/Resources/createinstallmedia --volume /Volumes/macOSBigSurInstall --applicationpath /Applications/Install\ macOS\ Big\ Sur.app
  6. ダウンロードしたmicropatcherのZIPファイルを展開し,次のスクリプトを実行する.
    • $ ./micropatcher.sh
    • $ sudo ./install-setvars.sh
  7. 端末を再起動し,起動後に[Option]を押し続けて,起動ディスクを選択する.まず‘EFI Boot’を起動してパラメータを設定する.すぐに終了してシャットダウンする.
  8. 再びインストーラを起動し,‘Install macOS Big Sur’を実行する.
  9. Big Surのインストーラをふつうに実行する.
  10. macOSセットアップが起動したらCommand + Qで終了し,再起動する.
  11. 再びインストーラを起動し,シェルから次のコマンドを実行する.ディレクトリ名は適宜変更する.なお,Mac mini (Mid 2011)では次ではグラフィックドライバが不足するようである.次のコマンドを実行する(‘Instruction for use’の13の最後に説明がある).
    • $ cd /Volumes/Image\ Volume
    • $ ./patch-kexts.sh --2011 /Volumes/BigSur
  12. 再起動してmacOSセットアップを実行する.
  13. Metalをサポートしていない機種の場合,透過をオフ([アクセシビリティ]−[ディスプレイ]−[透明度を下げる])にし,ダークモードにするとクラッシュすることが少ない.さらにコントラストを高くするとよい.
  14. Metalをサポートしていない機種の場合,次のコマンドを実行するとよい.
    • $ sudo ./disable-animations.sh
  15. VLCで動画ファイルを再生しても動画は見られず,音声のみ聞こえる模様.またQuickLookで比較的ファイル容量の大きいファイルを閲覧するときもうまく動かないことがある.

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