platexなどではなくpdflatexで処理します.
\documentclass[a4paper]{article} \usepackage{pdfpages} \begin{document} \includepdf[pages=-,booklet,landscape]{test.pdf} \end{document}
\includepdfのpagesオプションを - とすると全ページが,{}では空白ページが指定されます.
\usepackage[draft]{pdfpages}とするとPDFのページが実際には挿入されず,枠とファイル名だけが表示されます.
\includepdf[nup=2x1,pages=-]{test.pdf}
\includepdf[nup=2x1,doublepages]{test.pdf}
article.clsにはA3用紙の定義がないので,geometry.styを用いるとよいようです.
\usepackage[paper=a3paper,landscape=true]{geometry}
処理の際にもともとのPDFファイルに含まれていたフォントが置き換えられてしまうことがあります.これを防ぐためには次の記述を加えておきます.
\pdfinclusioncopyfonts=1
たとえばPDFバージョンが1.5以上だと圧縮が使えるようになりますが,ソフトウェアによってはうまく扱えなかったり,印刷所に入稿する時に問題が発生する場合があります.PDFバージョン1.4を指定するには次のようにします.
\pdfminorversion=4
これを設定した場合,次のような警告が出る場合があります.
pdfTeX warning (Object streams): \pdfobjcompresslevel > 0 requires \pdfminorversion > 4. Object streams disabled now.
無視して問題ありませんが,\pdfobjcompresslevelを0に設定したい場合は次のようにします.
\pdfobjcompresslevel=0