TeX/Font
シェルスクリプト†
フォント関連のファイルは一つのパッケージだけでも大量になってしまうので、作業を自動化するシェルスクリプトを作ってみました(下のそれぞれのページにリンクがあります)。wget, unzip, gunzip くらいが使えれば大丈夫です。なお、手抜きのシェルスクリプトですので、それぞれの環境に合わせて書き直してお使いください。なお、これらのシェルスクリプトは完全に無保証です。使ったことによって損害を被っても保証できませんのでご注意ください。
シェルスクリプト使用上の注意†
「必要なファイルが存在しなければインターネット上から取得して展開、パーミッションを直してしかるべき場所にコピー、最後に .map ファイルを更新する」という作業を記述しただけの手抜きスクリプトです。以下の点に注意してください。
- root で実行してください。
- 前述の通り ptetex3 のインストールパスを用いています。違う場合はスクリプトの頭の方にある TEXMFMAIN, TEXMFDIST, TEXMFLOCAL の値を変更してください。なお、texmf-local の使用を強くお勧めします。
- wget を使って /var/tmp/texfontswork に必要なファイルをダウンロードします。ダイヤルアップを使用している場合など、何らかの事情で何度かファイルをダウンロードするのを避けるためには、必要なファイルをダウンロードしておき、シェルスクリプトを実行する前に /var/tmp/texfontswork にコピーしてください。この場合、作業終了後に /var/tmp/texfontswork ディレクトリを消去しないことをお勧めします。
- ほとんどの場合、いくつかのフォントを一括してインストールすると思われますので、時間のかかる mktexlsr と updmap-sys のコマンドは省略しました。作業終了後に次のコマンドを(root で)実行するか、最後に実行するシェルスクリプトに対して以下の -lm オプションを指定してください。
# mktexlsr
# updmap-sys
- 次のオプションを用意しています。
- -d 作業用ディレクトリ(/var/tmp/texfontswork)をインストール終了後に削除([d]elete)する。
- -l 作業終了後に mktex[l]sr を実行する。
- -m 作業終了後に upd[m]ap-sys を実行する。
使用例†
# ./cbgreekinst.sh -ml
cbgreek.sh を使って cbgreek フォントをインストールする。作業終了後に mktexlsr, updmap-sys を実行する。作業用ディレクトリは消去しない。