ECCS2008にもMew はインストールされているので,使うことができます.ただし,メールサーバへの接続にはSSLが必要なので,各自で stunnel をインストールしなければなりません(2008年3月現在).ECCS2008のiMac端末上では,stunnelのインストールは次のように行います.
$ ./configure --prefix=/home??/ll56083/local $ make $ make install
home??の部分は次のようにして確認します.
$ pwd /home02/ll56083
必要に応じて~/.bash_profileにPATHの設定を行っておきます.
export PATH=~/local/bin:$PATH
再ログイン後にstunnelが使えるようになります.
/.mew.elに以下の記述を加えてください.
(setq mew-prog-ssl "/(home directory)/share/bin/stunnel")
(home directory)の部分には,
$ pwd
を実行して得られたものを入力してください.次のようになるはずです.
(setq mew-prog-ssl "/home??/ll56083/share/bin/stunnel")
これでメールサーバに接続できますが,証明書をインストールしていないため,認証に失敗します.証明書をインストールすればよいですが,当面は~/.mew.elに
(setq mew-ssl-verify-level 0)
と書いておくことで,証明書のチェックを行わないようにすることができます.
2008年2月22日(金)の1日だけ,ECCS2004のiMac端末上のMewで,ECCS2008のメールシステムを使う機会がありました.
SSLによる接続が必須となったので,stunnelのインストールが必要になりました.
ECCS2004にはインストールされていないので,自分でインストールする必要があります.
よりソースコードをダウンロードしてください(2008年2月現在,4.21が最新バージョンです).
適当なところに展開します.
$ tar xvzf stunnel-4.21.tar.gz
追加のプログラムをインストールするディレクトリをあらかじめ作っておきます.
$ mkdir ~/share
configureを実行するときは,このディレクトリを使うようにする必要があります.また,libwrapを無効にする必要があります.
$ ./configure --prefix=$HOME/share --disable-libwrap
configureが終わったら,make && make installします.
$ make && make install