Computer/BarcodeScanner/L-46X
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[[Computer/BarcodeScanner]] *Opticon L-46X [#h3f5bcea] Opticon L-46Xは一次元コード(バーコード)のほか,二次元コード(QRコード,OCR-A/Bフォントの数字等)も読めるので,汎用的なバーコードリーダ(ハンディスキャナ)です.柔軟に設定できるのも特長です. 以下では図書館業務で用いる場合を中心に説明します. **リンク [#xda087e3] ***メーカページ [#tef1e868] -[[Opticon L-46X:https://www.opto.co.jp/products/handy_scanner/L-46X.html]] -[[UniversalConfig:https://www.opto.co.jp/products/tool/tool_download.html]] -[[ユーザーズマニュアル:https://www.opto.co.jp/products/tool/manual_download.html]] -[[データ編集プログラミング説明書:https://www.opto.co.jp/products/tool/manual_download.html]] -[[Opticon L-46Xクイックスタートガイド:https://www.seiden-inc.co.jp/barcode/L-46X_QuickStartGuide(JPN)_3rd.pdf]] ***参考ページ [#ha19d084] -https://wikiwiki.jp/infra_notes/ハード/バーコードリーダー/UniversalConfigでメニューコードを出力する **設定用QRコードの作成 [#r68ac947] +UniversalConfigで作成します.設定用コマンドは,「データ編集プログラミング説明書」(コードの設定)と「L-46Xユーザーズマニュアル」(ブザー音などの機能設定)の双方にあるので,どちらも確認します.特に機能設定はUniversalConfigに収録されていないので,「L-46Xユーザーズマニュアル」で確認します. +画面上のQRコードを読み込ませてL-46Xの設定を行うこともできます.公式には紙に印刷したものを利用するように案内されていますが,液晶モニタ上のQRコードを読み込ませて設定させるできる場合も多いようです. +コマンドをテキストファイルでも保存しておくと,あとで便利でしょう. #img(UniversalConfig0.png,75%) +[印刷]します.PDFファイルに出力しておくと,配布の際にも便利です.QRコードと,コマンドが印刷されます.コマンドの文字列が長い場合は後ろが省略されますので,コマンドをテキストファイルでも保存しておくと便利です. #img(UniversalConfig1.png,75%) **OCR-Bフォント [#pd4ca66d] 「<10>1234567890」のような表記のOCR-Bフォントをそのまま読めるようにしてみます.Opticon L-46Xクイックスタートガイド(上のリンク参照)には,「ICAO Machine Readable Travel Documents OCR」と「免許証およびマイナンバーOCR-B読み取り」を有効化する設定用QRコードがありますが,これでは「<10>1234567890」のような表記のOCR-Bフォントを読めるようにはできません.UniversalConfigを用いて設定用QRコードを生成する必要があります. 手元にあるL-46Xで設定してみると,「<10>1234567890」の全桁(<と>を含めて14桁)を読む設定にした方がよいロット(Serial No.)と,「10>」以下の全13桁を読む設定にした方がよいロット(Serial No.)がありましたので,それぞれ分けて記述します.ほかの設定がよいロットがある可能性もあります(ご存知の方はこのページ下の‘Site admin’にあるリンクが設定されたページにある連絡先にご連絡いただけると幸いです). Serial No.は,製品下部(ケーブルの接続部分)に記載されている,「Serial No. 002000」のような番号です. ***Serial No.が18000/19000番台 [#ge83a3f7] 全14桁を読む設定にした方がよいロットです.UniversalConfigのOCRボタンを押して設定します. +OCR-B, OCR-Aを「☑︎有効」にします. +フォントを「OCR-B」にします. +1段目の「桁数」を「14」にします. +1段目の「全て数字」を押します(5.と6.の作業より前に行ってください). +1桁目を「<」にします. +4桁目を「>」にします. +「終端付加」は適宜設定します. +「設定を試す」を押すと,UniversalConfigのメイン画面に設定用QRコードが表示されます. +適宜印刷等します. #img(L-46X_init_OCR-B14_Wiki.png,l,75%) #clear ***Serial No.が2000番台 [#l47bff28] 「10>」以下の全13桁を読む設定にした方がよいロットです.1桁目の「<」は読み飛ばし,2桁目以降の「10>1234567890」を読み込ませます. 基本的には上の「Serial No.が18000/19000番台」と同じように設定します.変更する箇所は次の通りです. 3.の桁数は「13」にします. 4.と5.の作業は行いません.その代わりに3桁目(「>」の桁)を「AN」(英数字)にします.すなわち,3桁目は,ラベルには「>」と印字されていますが,L-46Xで読み込ませるときには英数字に近似させて読み込ませます(「D」か「0」か「7」になることが多いようです).必要なのは右側10桁ですので,その10桁を用いるよう,ソフトウェア側で対処します.
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[[Computer/BarcodeScanner]] *Opticon L-46X [#h3f5bcea] Opticon L-46Xは一次元コード(バーコード)のほか,二次元コード(QRコード,OCR-A/Bフォントの数字等)も読めるので,汎用的なバーコードリーダ(ハンディスキャナ)です.柔軟に設定できるのも特長です. 以下では図書館業務で用いる場合を中心に説明します. **リンク [#xda087e3] ***メーカページ [#tef1e868] -[[Opticon L-46X:https://www.opto.co.jp/products/handy_scanner/L-46X.html]] -[[UniversalConfig:https://www.opto.co.jp/products/tool/tool_download.html]] -[[ユーザーズマニュアル:https://www.opto.co.jp/products/tool/manual_download.html]] -[[データ編集プログラミング説明書:https://www.opto.co.jp/products/tool/manual_download.html]] -[[Opticon L-46Xクイックスタートガイド:https://www.seiden-inc.co.jp/barcode/L-46X_QuickStartGuide(JPN)_3rd.pdf]] ***参考ページ [#ha19d084] -https://wikiwiki.jp/infra_notes/ハード/バーコードリーダー/UniversalConfigでメニューコードを出力する **設定用QRコードの作成 [#r68ac947] +UniversalConfigで作成します.設定用コマンドは,「データ編集プログラミング説明書」(コードの設定)と「L-46Xユーザーズマニュアル」(ブザー音などの機能設定)の双方にあるので,どちらも確認します.特に機能設定はUniversalConfigに収録されていないので,「L-46Xユーザーズマニュアル」で確認します. +画面上のQRコードを読み込ませてL-46Xの設定を行うこともできます.公式には紙に印刷したものを利用するように案内されていますが,液晶モニタ上のQRコードを読み込ませて設定させるできる場合も多いようです. +コマンドをテキストファイルでも保存しておくと,あとで便利でしょう. #img(UniversalConfig0.png,75%) +[印刷]します.PDFファイルに出力しておくと,配布の際にも便利です.QRコードと,コマンドが印刷されます.コマンドの文字列が長い場合は後ろが省略されますので,コマンドをテキストファイルでも保存しておくと便利です. #img(UniversalConfig1.png,75%) **OCR-Bフォント [#pd4ca66d] 「<10>1234567890」のような表記のOCR-Bフォントをそのまま読めるようにしてみます.Opticon L-46Xクイックスタートガイド(上のリンク参照)には,「ICAO Machine Readable Travel Documents OCR」と「免許証およびマイナンバーOCR-B読み取り」を有効化する設定用QRコードがありますが,これでは「<10>1234567890」のような表記のOCR-Bフォントを読めるようにはできません.UniversalConfigを用いて設定用QRコードを生成する必要があります. 手元にあるL-46Xで設定してみると,「<10>1234567890」の全桁(<と>を含めて14桁)を読む設定にした方がよいロット(Serial No.)と,「10>」以下の全13桁を読む設定にした方がよいロット(Serial No.)がありましたので,それぞれ分けて記述します.ほかの設定がよいロットがある可能性もあります(ご存知の方はこのページ下の‘Site admin’にあるリンクが設定されたページにある連絡先にご連絡いただけると幸いです). Serial No.は,製品下部(ケーブルの接続部分)に記載されている,「Serial No. 002000」のような番号です. ***Serial No.が18000/19000番台 [#ge83a3f7] 全14桁を読む設定にした方がよいロットです.UniversalConfigのOCRボタンを押して設定します. +OCR-B, OCR-Aを「☑︎有効」にします. +フォントを「OCR-B」にします. +1段目の「桁数」を「14」にします. +1段目の「全て数字」を押します(5.と6.の作業より前に行ってください). +1桁目を「<」にします. +4桁目を「>」にします. +「終端付加」は適宜設定します. +「設定を試す」を押すと,UniversalConfigのメイン画面に設定用QRコードが表示されます. +適宜印刷等します. #img(L-46X_init_OCR-B14_Wiki.png,l,75%) #clear ***Serial No.が2000番台 [#l47bff28] 「10>」以下の全13桁を読む設定にした方がよいロットです.1桁目の「<」は読み飛ばし,2桁目以降の「10>1234567890」を読み込ませます. 基本的には上の「Serial No.が18000/19000番台」と同じように設定します.変更する箇所は次の通りです. 3.の桁数は「13」にします. 4.と5.の作業は行いません.その代わりに3桁目(「>」の桁)を「AN」(英数字)にします.すなわち,3桁目は,ラベルには「>」と印字されていますが,L-46Xで読み込ませるときには英数字に近似させて読み込ませます(「D」か「0」か「7」になることが多いようです).必要なのは右側10桁ですので,その10桁を用いるよう,ソフトウェア側で対処します.
テキスト整形のルールを表示する
添付ファイル:
UniversalConfig1.png
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UniversalConfig0.png
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L-46X_init_OCR-B14_Wiki.png
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