[[eLearning/Greek/Aeschylus]] *アイスキュロスの校訂本 [#n7f01013] >Last updated: 2012/02/10 by MATSUURA Takashi -F. Asulanus (Venetiis, 1518). [editio princeps; editio Aldina, Aldine edition] -Adrianus Turnebus (Parisiis, 1552). Google Books: [[1:http://books.google.co.jp/books?id=qNUPAAAAQAAJ]] -Francesco Robortello (Venetiis, 1552). Google Books: [[1:http://books.google.co.jp/books?id=YIc6AAAAcAAJ]] -Petrus Victorius [Pietro Vettori] (Paris: Ex officina Henrici Stephani, 1557). Google Books: [[1:http://books.google.co.jp/books?id=4doPAAAAQAAJ]] 最初の印刷本(editio princeps)は、Aldus から出版された、Asulanus(Aldus Manutius の義父)校訂のものである。これはM写本にもとづいているので、『アガメムノーン』の大部分(vv. 319--1076, 1168--1673)と『コエーポロイ』の最初(vv. 1--9)を含んでおらず、さらにこの2つが1つの作品として扱われている。Turnebus の校訂本は editio princeps を校訂したものであった。 最初の印刷本(editio princeps)は、Aldus から出版された、Asulanus(Aldus Manutius の義父)校訂のものである。これはM写本にもとづいているので、『アガメムノーン』の大部分(vv. 319--1076, 1168--fin.,Pageの校訂本ではvv. 311--1066, 1160--1673)と『コエーポロイ』の最初(vv. 1--9)を含んでおらず、さらにこの2つが1つの作品として扱われている。Turnebus の校訂本は editio princeps を校訂したものであった。 Francesco Robortello は『アガメムノーン』と『コエーポロイ』が別の劇だと気づき、M写本に含まれていない部分を欠損部分(lacuna)として校訂した。Petrus Victorius はF, Tr写本を用い、初めて『アガメムノーン』の全体を校訂した。