[[TeX/PackageFile]]

*pb-diagram [#ra24fe5a]

ダイヤグラムを作るためのパッケージです。

-[[LaTeX 講座 - Dora's HP:http://homepage2.nifty.com/dora-HP/newindex/indexx0.html]]
--[[ダイヤグラム:http://homepage2.nifty.com/dora-HP/computer/tex/mathtex2.html]]

**pb-lams [#i54f2289]

線の方向が複雑な場合は pb-lams パッケージを併用します。この場合、次のファイルが追加で必要になります。

+lams{1-5}.mf
+lams{1-5}.tfm

これらは、例えば

-http://www.t.ring.gr.jp/pub/text/CTAN/macros/lamstex.zip

をダウンロードして展開すると得られます。

これらを、ptetex3 の場合は次のディレクトリにコピーします。

+lams{1-5}.mf
--/usr/local/teTeX/share/texmf-local/fonts/source/public/lamstex (root になれる場合)
-- ~/texmf/fonts/source/public/lamstex (root になれない場合)
--~~/texmf/fonts/source/public/lamstex (root になれない場合)
+lams{1-5}.tfm
--/usr/local/teTeX/share/texmf-local/fonts/tfm/public/lamstex (root になれる場合)
-- ~/texmf/fonts/tfm/public/lamstex (root になれない場合)
--~~/texmf/fonts/tfm/public/lamstex (root になれない場合)

コピーした後は

-mktexlsr (root になれる場合)
-texhash (root になれない場合)

を実行しておきます(ls-R を使っている場合)。

**stemma codicum [#h238f71e]

樹形図(tree)を作るためのパッケージもありますが、stemma を作る際には pb-diagram の方が便利だと思います。

 \usepackage{pb-diagram}
 
 . . .
 
 $\begin{diagram}
 
 \end{diagram}$

次のような stemma を書いてみることにします。

    a
   / \
  /   \
  A     b
      / \
     /   \
    B     C


図形をコマンドを使って表す必要があるので、まずは stemma を表にして整理するところから始めます。上の例だと次のようになります。

|~ |~1|~2|~3|~4|
|~a||a|||
|~b|A||b||
|~c||B||C|

コマンドは次のようになります。

 $\begin{diagram}
                 \node[2]{\mbox{a}}\arrow{sw,-}\arrow{se,-}\\
 \node{\mbox{A}} \node[2]{\mbox{b}}\arrow{sw,-}\arrow{se,-}\\
                 \node[2]{\mbox{B}}                         \node[2]{\mbox{C}}
 \end{diagram}$

:\mbox|数式モードから抜けるために使います。これを使わないと、数式モードで文字が出力されます(数式用のイタリックになります)。
:sw|[S]outh-[W]est の意味です。
:\arrow{sw,-}|通常は矢印が出力されます。矢印の頭を消すには - オプションをつけます。
:\node[2]|「2」列目であることを示します。

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