[[TeX/Install]] *システムのアップグレード [#z4e8412b] **バックアップ [#j23e1b66] 例えば次のようにバックアップしておきます。 # cd /usr/local/ # mv teTeX teTeX.bak **アップグレード [#h9b8129f] 通常のインストールの時と同様にインストールします。バックアップをとっていると、標準的な teTeX のシステムが消費するディスク容量の最大4倍弱を消費しますので、ディスクの空きには注意しましょう。 通常のインストールの時と同様にインストールします。バックアップをとっていると、一時的に標準的な teTeX のシステムが消費するディスク容量の最大4倍弱(teTeX ソース、バックアップ、インストールイメージ、新たにインストールされた teTeX ツリー)を消費しますので、ディスクの空きには注意しましょう。 **復元 [#p579510c] texmf-local を復元します。 # cd /usr/local/teTeX.bak/share # mv texmf-local /usr/local/teTeX/share **.map ファイルの再登録 [#c007c988] texmf-local に加えて texmf-config, texmf-var を復元すれば設定も復元されると思いますが、TeX システムのアップグレードに伴って変更されているものがあるかもしれませんので、安全のために .map ファイルを再登録します。 手順としては +mktexlsr の実行 +texmf-local 内の .map ファイルの検索と updmap-sys の実行(.map ファイル生成なし) +updmap-sys の実行(.map ファイル生成あり) となりますが、かなり面倒なので、シェルスクリプトをつくってみました。下の内容をコピーするか、添付されているファイルをダウンロードして実行して下さい。 下のシェルスクリプトを実行するには root 権限は不要です。シェルスクリプトを実行したあと、mapreg.sh というシェルスクリプトができますので、これを root 権限で実行して下さい。 #!/bin/sh # # ptetex3mapregmk.sh # # by MATSUURA Takashi # # 2007/02/09 v1.0 # TMPFILE=mapreg.tmp MAPREG=mapreg.sh TEXMF=/usr/local/teTeX/share/texmf TEXMFLOCAL=${TEXMF}-local MKTEXLSR=mktexlsr UPDMAP=updmap-sys if [ -e ./${TMPFILE} ]; then mv ${TMPFILE} ${TMPFILE}.bak fi if [ -d ${TEXMFLOCAL} ]; then if [ -e ${TEXMFLOCAL}/ls-R ]; then echo ... cat ${TEXMFLOCAL}/ls-R | grep "\.map" >${TMPFILE} else echo Please mktexlsr as root first. exit 1 fi else echo Please restore the texmf-local tree. exit 1 fi echo '#!/bin/sh' >${MAPREG} echo >>${MAPREG} echo ${MKTEXLSR} >>${MAPREG} sed "s/^/updmap-sys --nomkmap --enable Map=/" ${TMPFILE} >>${MAPREG} rm ${TMPFILE} if [ -e ${TMPFILE}.bak ]; then mv ${TMPFILE}.bak ${TMPFILE} fi echo ${UPDMAP} >>${MAPREG} chmod 755 ${MAPREG} echo ${MAPREG} created successfully. Please run ${MAPREG} as root.