[[TeX/Font/Type1]]
[[TeX/Font/Type1/convert]]

*mf2pt1 [#u99ff66c]

**依存するプログラム [#d49ddfdf]

次のプログラムが必要です。

-Perl
-METAPOST
-Type 1 Utilities

Perl は既に使えるようになっていることが多いでしょう。MetaPost も TeX のパッケージを導入していれば既に使えるようになっているはずです。

Type 1 Utilities(t1utils)はインストールされていないかもしれません。Linux などでは t1utils といったパッケージが用意されていることがありますので、利用してみましょう。

-[[t1utils>TeX/Font/t1utils]]

**ダウンロード [#q9b6d67f]

-$[[CTAN>TeX/Keyword/CTAN]]/support/mf2pt1/

からダウンロードできます。$[[CTAN>TeX/Keyword/CTAN]]/support/mf2pt1.zip という ''.zip'' ファイルがありますので、インストールの際はこちらをダウンロードした方が簡単です。

**インストール方法 [#zfa7c0fe]

まず、[[CTAN>TeX/Keyword/CTAN]] から入手した ''mf2pt1.zip'' を解凍します。

 $ unzip mf2pt1.zip

解凍してできた ''mf2pt1'' というディレクトリの中の ''mf2pt1.pdf'' にインストール方法が書かれています。

解凍してできた ''mf2pt1'' ディレクトリの中に ''mf2pt1.pl'' という実行ファイル(Perl で書かれています)があるので、''/usr/local/bin'' などのディレクトリに移動します。必要に応じて ''mf2pt1'' という短いファイル名にしておきます。パーミッションが正しくなければ変えておきましょう。

 $ cd mf2pt1
 # cp mf2pt1.pl /usr/local/bin
 # chmod 755 /usr/local/bin/mf2pt1.pl
 # cd /usr/local/bin (必要に応じて)
 # mv mf2pt1.pl mf2pt1 (必要に応じて)

次に ''mf2pt1.mp'' というファイルから ''mf2pt1.mem'' というファイルを生成します(この際に METAPOST のプログラムが必要です)。

 $ mpost -progname=mpost -ini mf2pt1 \\dump

できた ''mf2pt1.mem'' というファイルを、''$TEXMFLOCAL/web2c/'' あたりに移動します((METAPOST が見つけてこられるディレクトリにします。))。ptetex3 でインストールした場合は次のようにします。

 # mkdir -p /usr/local/teTeX/share/texmf-local/web2c
 # cp mf2pt1.mem /usr/local/teTeX/share/texmf-local/web2c

作業したディレクトリの中にあるドキュメントは、''/usr/local/doc'' などに保存しておくと後で便利です。

 # mkdir -p /usr/local/doc/mf2pt1
 # cp README mf2pt1.pdf mf2pt1.texi /usr/loca/doc/mf2pt1

**使い方 [#x7a50473]

次のようにします。

 $ mf2pt1 myfont.mf

すると同じディレクトリに ''myfont.pfb'' という Type 1 フォントができます。途中でエラーが出る場合は、まず Type 1 Utilities(t1utils)がインストールされているかどうか確認してください。

**参考 [#ncce68a9]

-http://tex.dante.jp/typo/index.php?TeX%A5%E1%A5%E2%C4%A2#l7aabb18

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