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ルクレーティウスの校訂本

Last updated: 2016/12/03 by MATSUURA Takashi

PDFファイルなどを入手可能なリンクは「18世紀以前の校訂本(年代順)」にある.

初刊本はブレシア(Brescia)出身のFerandusによるものである.これはわずか数部しか現存しておらずMunroも所持したことがないと述べている.Smith and Butterfield, 683 n. 1によれば4部現存している.そのうちの1部はマンチェスター大学図書館が所蔵している(John Rylands Library Incunable Collection 8677).2016年にファクシミリが出版された.2番目の校訂本はPaulus Fridenpergerによるもので,Niccoliの持っていた写本に近い.1495年にヴェネツィアで校訂本が出版されている.編集者は第267ページの記述からC. Lyciniusという人物であろうと推定されている.満足できる最初の校訂本はAldus版(1500)である.Ioannes Baptista Piusは1514年に注釈書も出版している.Petrus CandidusによるIunta版はAldus版に主によっていると考えられるが,Avanciusの名前は言及されない.Iunta版にある,質の良い修正読みはCandidusによるものではなく,Marullus(1500没)によるものだと一般には考えられている.Aldus版第2版(1515)はAndrew Naugeriusによるもので,これはおおむねIunta版のリプリントである.リヨン(ラテン語ではLugdunum)のGryphiusは全3回校訂を行っているが,これはおおむねAldus版第2版のリプリントだと考えられる.Iunta版以降重要な校訂本はしばらく現れていなかった.転機をもたらしたのがDionysius Lambinusである.1695年のThomas Creechの校訂本はおおむねLambinusのリプリントであるが,‘interpretatio’は彼独自のものである.Vossiusが所有していた,ライデンにある2つの写本(O, Q)をはじめて体系的に取り扱ったのはHavercampである.

18世紀以前の校訂本(年代順)

参考文献

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