eLearning/Greek/Theophrastus

Theophrastus, de Lapidibus(テオプラストス『石について』)

概要

第1–8章

大地の組成と石(第1章).すべてのものは複合または分離によって形成される(第2章).ある物質は熱によって,またある物質は寒さによって固化する(第3章).ある石は溶ける一方でまたある石は溶けない,ある石は燃える一方で燃えない石もある,というように違いがある(第4章).もっとも偉大で素晴らしい力をもつものは,もしこれが本当なら,繁殖に力をもつ石である(第5章).石の多様さは色・硬度・平滑性等々により,同じ産地でも多様であることがある(第6章).トラバーチンはパロス産大理石に似ていることもあり,また同じ産地でもキオス産の石のようであることもある(第7章).いくつかの石はとても希少で小さい.たとえばズマラグドス,サルディオン,アントラクス,サッペイロスなどである.これらは印章として用いられる(第8章).

第9–17章

いくつかの石,すなわち銀・銅・鉄のようなものは火によって溶けて液体状になる(第9章).いくつかの石は,太陽によって乾燥し,再び湿らされなければ使い物にならない(第11章).燃えると炭のようになる石もある(第12章).リグリアやエーリスでは木炭のような石(石炭)が産出し,金属加工職人が用いる(第16章).

第18–22章

逆にまったく燃えない辰砂(anthrax)のような石もある(第18章).ミーレートスで産するanthraxは鋼玉石に似た性質を示す(第19章).

第23–27章
第28–32章
第33–38章
第39–47章
第48–60章
第61–69章

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