[[TeX/SubMenu]]
[[TeX]]

*はじめに [#re51a92c]

本の出版にも使われている LaTeX。ワープロソフトと比べて扱いは難しいですが、その分非常に高品位の文書を作成することができます。また、数式を非常に美しく出力できたり、マクロを組み込むことによって楽譜をつくったりということもできます。

一般的なワープロソフトと違って印刷イメージを直接編集するのではなく、「ここからここまでを太字にしたい」などを、コマンドを使って表現します。その入力ファイルはテキスト形式なので、文字コードなどを変換すればどのような環境でも見ることができます。実際、UNIX, Linux, Windows, Macintosh, OS/2 など、ほとんどの OS で LaTeX の環境を整えることが可能です。インストール方法については [[TeX/Install]] を参照してください((今のところ、UNIX 系 OS(Linux, Macintosh など)のみの解説です。))。

**TeX での組版 [#rddcdbb2]

TeX で組版する際の利点は、「デザインや構成をしっかり決めてさえいれば」いくら規模が大きくなっても少ない負担で美しい組版ができる、ということでしょう。「しっかり決める」のを面倒に思ってその場の状況に合わせて作った場合((ちょっとここに入らないからここのポイントを小さくしてしまおう、とか、論理構成を考えずに部・章・節のデザインを首尾一貫しないまま組版してしまう、とか。))、逆に TeX のかっちりとした枠組が重荷になってしまいます。ですが結局のところ、その場しのぎの制作方法ではいつまでたっても(論理)構成/デザインの整った美しい組版は望むべくもないでしょう。

***参考 [#fac3b417]

-[[TeX FAQ 43294>http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/43294.html]]
-[[TeX FAQ 43504>http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/43504.html]]

**質問 [#fd121376]

このページに書き込まれているないようについて、あるいは [[TeX を使ってみよう:http://glc.l.u-tokyo.ac.jp/tex/]] に関して質問があれば、[[BBS]] に書き込むか root@glc.l.u-tokyo.ac.jp 宛にメールを送ってください。なお、他の TeX に関する一般的な質問に関しては(回答者の能力の関係で)他の場所ですることをお勧めします。


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