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[[TeX/Font]]
*GFS フォント [#a9dab5eb]
GFS フォントが CTAN で配布されるようになり、配布パッケージが増えたのに伴い、インストール方法の解説やインストール用スクリプトを変更しました。
**パッケージ [#xc550959]
2007年6月現在、CTAN で配布されているフォントの一覧です。リンクをクリックすると、それぞれのフォントの解説や、フォントのパッケージの解説が見られます。
-GFSArtemisia
-[[GFSBodoni>TeX/Font/Packages/GFS/GFSBodoni]]
-GFSNeoHellenic
-GFSPorson
-GFSSolomis
-GFSComplutum
-[[GFSDidot>TeX/Font/Packages/GFS/GFSDidot]]
-[[GFSNeoHellenic>TeX/Font/Packages/GFS/GFSNeoHellenic]]
-[[GFSPorson>TeX/Font/Packages/GFS/GFSPorson]]
-GFSSolomos
**インストール [#y9107289]
GFS の TeX 用フォントは比較的簡単にインストールできます。
***シェルスクリプト [#mada7794]
このページの下に、自動インストール用のシェルスクリプトが添付されています。使用の前に [[TeX におけるフォント>TeX/Font]] の「シェルスクリプト」の項の注意を必ず読んでください。
まず、[[${CTAN}/fonts/greek/GFS:http://www.ring.gr.jp/pub/text/CTAN/fonts/greek/GFS]] 以下の .zip ファイルが既に手元にあれば、GFSinst.sh と同じディレクトリにコピーしておきます。
実行権限を与えてからシェルスクリプトを管理者権限で実行します。
$ chmod 755 GFSinst.sh
# ./GFSinst.sh
すると、どのフォントをインストールするか聞かれますので、数字を入力して答えます。全てを一括してインストールすることもできます。.zip ファイルが存在しない場合は CTAN からダウンロードします。エラーが出てダウンロードできない場合は、シェルスクリプトのはじめの方にある WGET=wget を、WGET=curl -Of などに変更してみてください。
-m, -l などのオプションを指定しなかった場合は、手動で次のコマンドを実行してください。
# mktexlsr && updmap-sys
***手動インストール [#l00c4217]
[[${CTAN}/fonts/greek/GFS:http://www.ring.gr.jp/pub/text/CTAN/fonts/greek/GFS]] から必要な .zip ファイルをダウンロードします(ここでは GFSPorson.zip の場合で説明します)。
適当なところに解凍します。ここでは /var/tmp/texfontswork に解凍します。
$ mkdir /var/tmp/texfontswork
$ cp GFSPorson.zip /var/tmp/texfontswork
$ cd /var/tmp/texfontswork
$ unzip GFSPorson
次に、ファイルをコピーします。GFSPorson を解凍すると
-afm
-doc
-enc
-map
-tex
-tfm
-type1
-vf
というディレクトリができるので、それぞれの下にあるファイルを [[TeX におけるフォント>TeX/Font]] の「フォントの配布」にある規則にしたがってインストールします。インストールする際のディレクトリ名は「GFS/Porson」にします。例えば type1 ディレクトリの下にある *.pfb ファイルは
-${TEXMFLOCAL}/fonts/type1/GFS/Porson
ディレクトリにコピーします。
最後に、ファイルリストを更新します。
# mktexlsr
# updmap-sys --enable Map=gfsporson.map