[[SystemHelp/Xerox/Copy]]

*わく消し [#y376a858]

洋書は1ページが「細長い」ので、A4 などの用紙にコピーした際に、右側などに黒い帯が入ってしまうことがあります。これは見た目もよくありませんし、トナーの無駄づかいでもあります。この場合、用紙の端から一定の範囲をコピーしない設定にするときれいにコピーできます。以下では、一般的な洋書の研究書(見開き A4 くらい)の場合で説明します。

+本を開いて横向きにし、左上端を原稿読み取り面の左上端に合わせます。
+原稿読み取り面の上端に目盛が書かれています。「A4」の位置まで何mmか計っておきます。
+パネル右側の「原稿サイズ」を押して、「A4 ヨコ」を選択しておきます。
+パネル右側の「わく消し」を押します。
+一番下の「対辺同一」を選択します。
+左右のわく消しを示している絵の下のボタンを押して、2で計った値の 1/2 より少し多い値(+3~5 mm)を設定します。
+原稿の左端を、原稿読み取り面の左端から、2で計った値の 1/2 だけ右側にくるようにして、コピーします。あるいは、原稿の右端を、原稿読み取り面の上端の「A4」の位置から2で計った値の 1/2 だけ左側にくるようにして、コピーします。

**注意など [#k9a16a05]

-本の綴じ方によっては、本を開いた時の横の長さが、本のはじめの方と、真ん中あたりとで異なることがあります。
-まれに、左ページの左側いっぱい、右ページの右側いっぱいに印刷されている本があります。そのような本の場合は6の設定の際に、あまり大きい値を設定しないように注意します。
-一般的な洋書の研究書の場合ならば大丈夫だと思いますが、タテが A4 用紙よりも短い場合があります。この場合は上下のわく消しを(も)設定してください。
-応用として、本を綴じてある部分が黒く印刷されるのを防ぐために「中消し」をすることもできます。


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