Computer/Mac/OSX

macOS 10.14 Mojave

インストール

  1. おおむねmacOS 10.13 High Sierra, macOS 10.12 Sierraと同様にインストールできる.High Sierraのときよりも安定している印象.
  2. Happy Hacking Keyboard Lite 2のドライバはHigh Sierra / Sierra用のもの(v. 3.0.1)がそのまま使える.不具合も特にないが,32bit用にコンパイルされているので,「……このMac用に最適化されていないため、アップデートが必要です。」というメッセージが定期的に表示される.64bit用にコンパイルされたv. 4.0.0をインストールすればよい.
  3. プリンタドライバ.Brother HL-5270DNはブラザーのWebページによるとMojaveには対応しないとされている.しかしAppleが提供するBrother プリンタドライバ 3.0はMojaveにもインストールすることができるので試す価値はある.今のところ問題は起きていないが,もし試すのなら自己責任で.
  4. zlibのバージョンが低いので,clamavをインストールするときに警告が出る.zlibをインストールするか,あるいは --disable-zlib-vcheckで回避できる.

不具合

2018年9月25日現在.

  1. SafariでWebページを表示させたとき,ボタンとその周辺が黒くなってしまう.ただしボタンを押すこと自体は可能.
  2. プレビュー.appでPDFファイルなどを開くとファイルによっては真っ黒になる現象はHigh Sierraと同様に起こる.

システム要件を満たしていないコンピュータにインストールする

インストール

以下のプログラム(macOS Mojave Patcher)を用いるとmacOS Mojaveのシステム要件を満たしていないコンピュータであってもインストールできることがある.

マイナーアップデート

macOS Mojave Patcherでインストールした場合,そのままマイナーアップデート(10.14.1, 10.14.2, 10.14.3等)をインストールしようとすると,インストールできない場合がある.[システム環境設定]-[ソフトウェアアップデート]からならばインストールできる場合が多い.単体のアップデータ(.dmg)ではインストールできないことが多い.

マイナーアップデートをインストールできても,ドライバなどが削除されてしまうことがある.その場合,OSをインストールする際に用いたUSBメモリ(など)を使って起動し,「macOS Post Install」を再度実行し,「Force Cache Rebuild」にチェックをつけてパッチを当てる.

マイナーアップデートできない場合

ソフトウェアアップデートなどでマイナーアップデートをインストールできない場合,OSを上書きインストールする.最新版のmacOS Mojave Patcherをダウンロードし,macOS Mojave 10.14.1, 10.14.2, 10.14.3用のインストールUSBメモリ(など)を再度作成して,アップグレードインストールを行う.インストール後用パッチ(post-install patch)も再度インストールする必要がある.この方法でアップグレードした場合macOS Mojave 10.14(.0/1/2)で行った設定などの一部がリセットされることがあるので注意する(以下が例).もちろんユーザデータも念のためバックアップしておいた方がよい.

  1. ホスト名
  2. /var/log/の中の一部のファイル
  3. /var/tmp/の中身
  4. Command Line Toolsによってインストールされる一部のコマンド

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