Bitstream 社は多数の Type 1 フォントを販売しています。下の『TrueType フォントパーフェクトコレクション』は Bitstream 社のフォントを集めたものです*1。
以下では Bitstream 社のフォントを TeX で使うための方法を解説します。わからないことがあれば Type 1 フォント で確認してください。
いくつかのフォントに対しては、.afm, .tfm, .vf, .fd, .map, .sty などが既に用意されています。次の場所を探してみてください。
以下はパッケージの例です。
これらのパッケージがあれば、以下の作業は必要ありません。適当な場所にそれらのファイルと .pfb をコピーして
# mktexlsr
をし、.map ファイルを登録するだけです。具体的な手順については TeX/Font/Intro を参照してください。
Bitstream 社のフォント名は、一般に使われているものとは異なる場合があります。対応は
に書かれています。
Berry 則にもとづいてファイル名を決定します。次の文書が役に立ちます。
supplier.map は、フォントメーカの一覧です。Bitstream 社(bitstrea)の略号は `b' だということがわかります。typeface.map でフォント名の略号を調べます。bitstrea.map には Bitstream 社で販売しているフォントの略号が書いてあります。
『TrueType フォントパーフェクトコレクション』付属の CD-ROM には .afm ファイルが含まれていませんので、.pfm ファイルから生成します。
$ pf2afm xxxx.pfb
をそれぞれの .pfb ファイルに対して実行します。
#amazon(484431937X,left,[TrueType フォントパーフェクトコレクション])
#amazon(,clear)