eLearning/InputMethod

Mac でのギリシア語の入力方法

Mac OS X 10.4 Tiger 以降を対象とします(10.3 Panther 以前でも使えるかもしれません)。

「言語環境」の設定

  1. [アップルマーク]—[システム環境設定...]を開きます。
  2. [言語環境]をクリックします。
  3. [入力メニュー]ペインを選択します。
  4. 一覧に次の項目がありますので、左のチェックボックスにチェックをつけます。いまつけられているチェックはそのままで構いません。
    • キーボードビューア(任意)
    • 文字パレット(任意)
    • Greek Polytonic
  5. 「言語環境」のウィンドウを閉じます。
  6. [Command] + [Opt] + [Space] を何回か押していくと画面右上の入力メニューが「Greek Polytonic」に変わります。もちろんクリックして選んでも大丈夫です。
  7. キーボードレイアウトがわからない時は、入力メニューから「キーボードビューアを表示」を選択します。オレンジ色になっている部分は、先にそのキーを押しておいて他のキーを押すとアクセントなどが入力できるものです。シフトなどの組み合わせで様々なアクセントなどが入力できます。次のキーを押すとキーボードレイアウトが変わります。いろいろ試してキーボードレイアウトを眺めてみてください。
    1. Shift
    2. Option
    3. Shift + Option
  8. キーボードから入力できない文字は入力メニューから「文字パレット」を選択して文字パレットから入力することができます。文字パレットではいろいろな分類で表示させることが可能ですが、次の分類がおすすめです。
    • 表示:コード表
    • 「Unicode」ペイン
    • 下の方にある「虫めがね」のフィールドに文字などを入力すると、文字を検索することができます。

ギリシア語の入力方法のヒント

句読点など

アクセント記号など

α の例で説明します。アクセント記号のみを入力するには、次にアクセントのつけられない文字(子音など)を入力するか、[Space] を入力します。

コードの調べ方

入力した文字の Unicode などでのコードを調べるのは次の方法によりました。もちろん方法は他にいくつもあります。

  1. 「テキストエディット」で文字を入力します。3の手順でわかりやすいように、1行に1種類の同じ文字をいくつも入力しておきます。例えば1行目は aaaaaaaaaa で2行目は xxxxxxxxxx としておきます。
    • この手順も本来は Emacs で行えばよいのですが、「テキストエディット」ならデフォルトで見やすいフォントが採用されているので、こちらで行いました。
  2. 「別名で保存...」で「標準テキストのエンコーディング」で次の2種類のエンコーディングを選びます。i が上でいう Unicode の、ii が上でいう UTF8 のエンコーディングになります。
    1. Unicode (UTF-16)
    2. Unicode (UTF-8)
  3. 保存した2種類のファイルを Emacs でバイナリモードで開きます。M-x hexl-find-file で開けます。

コードの変換

iconv などがインストールされていれば、さまざまな文字コードを変換できます。

$ iconv -f UTF-8 -t UTF-16 input.txt >output.txt

上は UTF-8 から UTF-16(Unicode)に変換する例です。


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