GFSNeoHellenic フォントとほぼ同じ作業です。\numero コマンドに関わる問題も同じです。詳しくはそちらを参照してください。
以下の作業を自動的に行うシェルスクリプトです。
使用の前に TeX におけるフォント の「シェルスクリプト」の項の注意を必ず読んでください。作業終了後に root で
# mktexlsr # updmap-sys
を実行するのを忘れないようにしてください。なお、そのあとで
# cd /var/tmp/ # rm -rf texfontswork
を実行して、インストール用の一時ディレクトリを削除することをお勧めします。
このスクリプトでは下に書いた \numero コマンドを無効化しています。無効化する必要がない場合はスクリプトの終わりの方にある ## commentout 以下の、以下のような行の頭に # をつけてコメント化してください。
## commentout cd $TEXMFLOCAL/tex/latex/GFS/Didot mv gfsdidot.sty gfsdidot.sty.org sed 's/\\newcommand{\\numero}/%\\newcommand{\\numero}/g' gfsdidot.sty.org >gfsdidot.sty cd -