SystemHelp/Xerox/Copy
わく消し†
洋書は1ページが「細長い」ので、A4 などの用紙にコピーした際に、右側などに黒い帯が入ってしまうことがあります。これは見た目もよくありませんし、トナーの無駄遣いでもあります。この場合、用紙の端から一定の範囲をコピーしない設定にするときれいにコピーできます。以下では、一般的な洋書の研究書(見開き A4 くらい)の場合で説明します。
- 本を開いて横向きにし、左上端を原稿読み取り面の左上端に合わせます。
- 原稿読み取り面の上端に目盛が書かれています。「A4」の位置まで何mmか計っておきます。
- パネル右側の「原稿サイズ」を押して、「A4 ヨコ」を選択しておきます。
- パネル右側の「わく消し」を押します。
- 一番下の「対辺同一」を選択します。
- 左右のわく消しを示している絵の下のボタンを押して、2で計った値の 1/2 より少し多い値(+3~5 mm)を設定します。
- 原稿の左端を、原稿読み取り面の左端から、2で計った値の 1/2 だけ右側にくるようにして、コピーします。あるいは、原稿の右端を、原稿読み取り面の上端の「A4」の位置から2で計った値の 1/2 だけ左側にくるようにして、コピーします。
注意など†
- 本の綴じ方によっては、本を開いた時の横の長さが、本のはじめの方と、真ん中あたりとで異なることがあります。
- まれに、左ページの左側いっぱい、右ページの右側いっぱいに印刷されている本があります。そのような本の場合は6の設定の際に、あまり大きい値を設定しないように注意します。
- 一般的な洋書の研究書の場合ならば大丈夫だと思いますが、タテが A4 用紙よりも短い場合があります。この場合は上下のわく消しを(も)設定してください。
- 応用として、本を綴じてある部分が黒く印刷されるのを防ぐために「中消し」をすることもできます。