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A5 -> A4 2up†
A5 くらいの原稿を A4 用紙に2ページ割り付けて印刷したいときがあります。Mac OS X では次のようにします。なお、プリンタドライバによって以下の手順は異なる場合があります。
Mac OS X 10.4 Tiger†
- [ファイル]—[ページ設定]([Shift] + [Command] + [P])で「用紙サイズ」を「A5」に設定します。
- [ファイル]—[プリント]([Command] + [P])を選択します。
- [印刷部数と印刷ページ]のプルダウンをクリックして[レイアウト]を選択します。
- [ページ数/枚]を「2」に設定します。
- [用紙処理]の「出力用紙サイズ」で「用紙サイズ」を「A4」にし、「縮小のみ」のチェックは外しておきます。
- できあがり状態を確認するには、[プレビュー]をクリックします。
- 印刷するには[プリント]をクリックします。
ふちなし印刷†
この方法で印刷すると、実際より少し小さく印刷されます。これは、上の「A5」や「A4」サイズの用紙設定には余白が設定されているためです。これを避けるためには次のようにします。
- [ファイル]—[ページ設定]([Shift] + [Command] + [P])を開きます。
- 用紙の大きさを把握しておきます。[用紙サイズ]を例えば「A4」に設定すると、下に「20.99 cm x 29.70 cm」と表示されますので、これを覚えておきます。
- 「用紙サイズ」から[カスタムサイズを管理...]を選択します。
- ページサイズを2で覚えておいた値にし、「プリンタの余白」を「ユーザ定義」にし、4つすべての値を「0 cm」にします。これを例えば「A4_whole」という名前を付けて[OK]をクリックして保存します。
- 同じことをA5サイズについても行っておきます。
- 実際に印刷する時には上の方法で、「A4」を「A4_whole」と、「A5」を「A5_whole」と読み替えます。
これを応用すると、紙面の中央に印刷したい部分があり、上下左右の余白が大きいページを、例えばA4サイズの用紙いっぱいに拡大して印刷したり、PDFで保存したりすることができます。