近代のヨーロッパ諸言語の韻律は、音節の長短ではなく、語のアクセントによっている。その一方で、近代ヨーロッパ諸言語の韻律には、古代ギリシアの韻律を何らかの形で適合させたものが存在している。この結果、古代ギリシアの韻律を、(語のアクセントによる)近代ヨーロッパ諸言語の韻律を通して、誤って理解してしまうということがおこる。これの代表例が強拍(downbeat)と弱拍(upbeat)である。
West, 22
Aristoxenos (Damon?)
| 強拍 | 弱拍 | |
|---|---|---|
| Aristoxenos | τὸ κάτω | τὸ ἄνω |
| βάσις (step) | ἄρσις (lift) | |
| θέσις | ἄρσις | |
| Bentley | arsis | thesis |
たとえば
u - u - thesis arsis
は OK だが、
- u - (cr)
の thesis には次の3つの説がある。