TypeSetting/MakingOfProceedings

編集(論文集制作)

脚注等

次の内容を脚注で述べる場合が面倒である.

  1. 謝辞
  2. 使用したテキストなどの説明

「脚注をつけるための適当な箇所が存在しない」というのが本質的な問題である.解決策はだいたい次のようになる.

a, 表題につける

まず,「a, 表題につける」は体裁の面で問題がある.また,aに問題がないと考える場合でも,内容がまったく異なる1, 2を同時に表題につけるのは体裁が良くない.

b, 表題につけない

1は b-1 で解決できれば特に問題は生じないが,2を b-2 で解決しようとするときが問題である.論文最初の文の文末より前に脚注がつけられる場合がある.この場合は2が最初の脚注ではなくなってしまう.

c, 脚注番号をつけない

これは,本文中の合印なしの脚注を,あらゆる脚注に先行してつける方法である.これは本来論文全体に関係する注を1つだけ付けたい場合に採用されるものである.この場合脚注中でも合印なしになる(あるいはそうなるのが普通である).しかし1, 2を同時に用いた場合はどうだろうか.

ところで,最近は合印を数字(を含むもの)にするのが一般的だが,脚注記号(-, †, ‡, §, ¶, . . .)を用いるという方法もある.これを利用して,1, 2の注には合印として脚注記号を用い,その他の注には数字(を含むもの)を用いるというのも1つの方法であると思う.この場合,脚注は - -> † -> 注1 -> 注2 . . . の順番になる.

合印の混用は一般的ではないが,たとえば引用箇所の表記に脚注記号を,ほかの注には数字を用いる方法も存在するので,全く誤った方法というわけでもないと思う.

各言語の組版規則

統一すべきもの

各言語の組版規則を優先すべきもの

  1. 引用符

本文が日本語で,引用される部分が多言語の場合にどうするか.


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