.tex ファイルを作ったのち、platex で処理すると、.dvi ファイルができます。一覧表示してみましょう。
$ platex hoge.tex $ ls -l -rw-r--r-- 1 g000000 g000000 78 Aug 9 13:32 hoge.aux -rw-r--r-- 1 g000000 g000000 2796 Aug 9 13:32 hoge.dvi -rw-r--r-- 1 g000000 g000000 5384 Aug 9 13:32 hoge.log -rw-r--r-- 1 g000000 g000000 2090 Aug 9 13:32 hoge.tex
.dvi ファイルを扱うには以下のようにします。
.dvi ファイルを UNIX の X Window 上で見るには「xdvi」というコマンドを使います。Mac OS X の場合は X11 を起動して、「xterm」などから以下のコマンドを実行して下さい*1。
$ xdvi hoge.dvi &
ここで仕上がりを確認して修正し、再び platex で処理し、xdvi で確認します。
.dvi だと他の人にあげても、見ることができないのが普通です。PDF に変換すれば、無料配布されている Adobe Reader で見ることができ、便利です。dvipdfmx というコマンドを使うと、.dvi ファイルを PDF に変換できます。
$ dvipdfmx hoge.dvi
Mac OS X では
$ open hoge.pdf &
として開くことができます(「プレビュー」が起動します)。
PostScript プリンタで印刷するときには、PostScript(PS)ファイルも便利です。.dvi ファイルを PostScript ファイルに変換するには dvips というコマンドを使います。
$ dvips -o hoge.ps hoge.dvi
「-o hoge.ps」を入力しないと、すぐにプリンターで印刷が始まってしまう場合があります。
できた PS ファイルを見るには「gv」というコマンドを使います。
$ gv hoge.ps &
PS ファイルを印刷するには lpr というコマンドを用います。
$ lpr -P??? hoge.ps
??? の部分にはプリンターの名前を入れて下さい。