[[eLearning/Greek/Aeschylus]] *Garvie2009 [#f008a94c] -Garvie, A.F. (ed.), '''Aeschylus: Persae''' (Oxford, 2009). **Typography [#c9614f9b] A.F. Garvie (ed.), '''Aeschylus: Choephori''' (Oxford, 1986) に比べて文字が格段に大きくなったので、非常に見やすくなった点が評価できる。組版は最近の OUP の様式に従ったもので、その様式の中においてはおおむねよい出来であると言える。最近省略されがちな五分アキも省略されていないので、伝統的な組版に慣れた目にも優しい。ただし、(その様式に従わないことになるが)見出し語の前にアキがないのは不便である。 //初心者は [ ] の部分を飛ばして読むことができる、という方式は評価できるが、[ ] の部分があまりに少ないならばそれほど有用ではないと思われる。 **Style [#i0bdbcc8] ***良い点 [#lc370006] -必要最小限であり、かつ十分なことが書かれている。 -読者が知りたいことが書かれている。 -よく考え抜かれた順番で記述されている。先に把握しておくべきことが先に書かれている。 -無駄に引用せず、参照箇所の簡潔な表示にとどめている。 ***悪い点 [#p0e3d47d] -参照箇所を注釈の本文中に簡潔に書こうとしているために、記述がわかりにくくなっている。特にパーレンが多重に使われているので、今どの階層にいるのかがわかりづらい。 -Select Bibliography になっているために、必要な文献をすぐに探し出すことができない場合がある。 **corrigenda [#e89b8f01] |~loc.|~pro|~lege| |p.xviii, n.145|Hildesheim|New York| |p.13, vv.256--259|δάϊ|δάϊ’| |p.28, v.688|ἐστὶ|ἔστι| |p.150, l.11|seee|see| |p.151, l.17|120--5 n.|120--5 n. (thin space)| |p.279, l.13|messenger-speech.|messenger-speech.]| |p.336, l.37|Po.|'''Po.'''| |p.366, l.20|μέλον.|μέλον).| |p.368, l.11|II 1|II.1| |p.368, l.26|'''Tro.'''|'''Tro.''',| |p.381, l.4|Prometheus Bound'|'''Prometheus Bound'''| |passim|-- (en rule)|- (hyphen)|