古典ギリシア語初級(後半)

目次

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連絡事項

「古代ギリシア語基本単語192(単語カード)」のスマートフォン等用のPDFファイルは次のページにあります.A3用紙に印刷したものとカードリングは配布しますので,各自で印刷する必要はありません.

授業概要

開講
2024年度秋学期
科目設置学部
文学部(College of Arts)
科目コード
AL208
テーマ
古典ギリシア語初級(後半)/Elementary Greek (second half)
授業形態
対面(全回対面)
校地
池袋(Ikebukuro)
曜日時限
火5(17:10–18:50)
単位
2単位
履修人数
7人

正誤表

資料名箇所
教科書p. 184,下から9行目■A. 総論(削除)
教科書p. 180, l. 19に分詞を述語的に付けると間接話法になる(対格など)に分詞を付けると間接話法になる.分詞は述語的位置に置く
教科書p. 180, l. 16分詞(対格+)分詞
教科書p. 178, l. 14に変える.に変える.主語と同格の単語も対格に変える.
教科書p. 177,下から1行目分詞(対格+)分詞
教科書p. 164, l. 8στρατητὸςστρατηγὸς
教科書p. 151,下から3行目
教科書p. 147,下から3行目複文複文複文
教科書p. 137,下から6行目πέισωπείσω
教科書p. 122,下から1行目λαμβάνωβάλλω
教科書p. 120,右下不女分女
教科書p. 14, §2.1.4-4d前接辞は前接辞では
問題(2)表題問題(2)課題(2)
問題(1)p. 3,左欄,l. 15ΓραύκωνΓλαύκων
問題(1)p. 1, l. 9練習問題(2)問題(2)
問題(1)表題問題(1)課題(1)

日程

  1. 2024/09/24
  2. 2024/10/01
  3. 2024/10/08
  4. 2024/10/15
  5. 2024/10/22
  6. 2024/10/29
  7. 2024/11/12: 11月5日(火)は秋季休業期間
  8. 2024/11/19
  9. 2024/11/26
  10. 2024/12/03
  11. 2024/12/10
  12. 2024/12/17
  13. 2025/01/14: 1月7日(火)は全日休講の日
  14. 2025/01/21

第12回(2024/12/17)

  1. 「小テスト(12)」.
  2. 「問題(11)」.
  3. 教科書§6.7, §6.8の1–4と6 (pp. 189–190).

課題

  1. 「小テスト(13)」.
  2. 「問題(12)」(前回配布した「課題(11)」のプリント)の(1–6).
  3. 「問題(13)」(今週配布した「課題(12)」のプリント)の和訳は今回はやる必要はありません(時間がなく教科書の説明ができなかったため).

配布物

  1. 教科書pp. 193–200.
  2. 「課題(12)」.

第11回(2024/12/10)

  1. 「小テスト(11)」.
  2. 「問題(10)」の和訳の(4–7).
  3. 教科書§6.4–6.6 (pp. 184–189).
  4. 「問題(10)」の■書き換えと和訳の(1–5)の解説.

課題

  1. 「関係代名詞の復習(英語)」(「課題(11)」のプリント).
  2. 「小テスト(12)」.
  3. 「問題(11)」(先週配布した「課題(10)」のプリント).
  4. 「問題(12)」(今週配布した「課題(11)」のプリント)の和訳は今回はやる必要はありません(時間がなく教科書の説明ができなかったため).

配布物

  1. 教科書pp. 189–192.
  2. 「課題(11)」.

第10回(2024/12/03)

  1. 「小テスト(10)」.
  2. 「問題(9)」の■書き換えと和訳の(2–12)の解説.
  3. 「問題(9)」の和訳の(4).
  4. 「問題(10)」の(1–3).
  5. 教科書§6.3 (pp. 183–184).

提出課題

  1. 「問題(10)」の「■書き換えと和訳」の(1–5)を解いて次回(12月10日)までに提出すること.Canvas LMSで提出してもよいし,紙媒体で次回の授業のはじめに提出してもよい.

課題

  1. 「小テスト(11)」.
  2. 「問題(10)」の和訳の(4–7).
  3. 「問題(11)」の和訳は今回はやる必要はありません(時間がなく教科書の説明ができなかったため).

配布物

  1. 「課題(10)」.

第9回(2024/11/26)

  1. 「小テスト(9)」.
  2. 「問題(8)」の(4–15).
  3. 「問題(9)」の和訳の(1–3).
  4. 教科書§§6.1.3, 6.1.4, 6.1.5, 6.2 (pp. 179–182).

提出課題

  1. 「問題(9)」の「■書き換えと和訳」の(2–12)を解いて次回(12月3日)までに提出すること.Canvas LMSで提出してもよいし,紙媒体で次回の授業のはじめに提出してもよい.

課題

  1. 「小テスト(10)」.
  2. 「問題(9)」の和訳の(4).
  3. 「問題(10)」の和訳の(1–3).
  4. 「問題(10)」の書き換えと和訳(すべて).

配布物

  1. 「課題(9)」.

第8回(2024/11/19)

  1. 「小テスト(8)」.
  2. 「問題(7)」の(4–8).
  3. 「問題(8)」の(1–3).
  4. 教科書§§5.8–9, §§6.1.1–2, §6.1.5 (pp. 172–179, 181).

課題

  1. 「小テスト(9)」.
  2. 「問題(8)」の(4)から最後まで.
  3. 「問題(9)」.

配布物

  1. 教科書pp. 165–172(前回のものの再配布).
  2. 「課題(7)」(前回のものの再配布).
  3. 教科書pp. 173–184.
  4. 「課題(8)」.

第7回(2024/11/12)

  1. 「小テスト(7)」.
  2. 「問題(6)」の[1]のἐπεὶ δὲ ἠσθένειから最後まで.
  3. 「問題(7)」の(1–3).
  4. 教科書§§5.5–5.7 (pp. 163–171).

課題

  1. 「小テスト(7)」.
  2. 「問題(7)」の(4)から最後まで.
  3. 「問題(8)」.

配布物

  1. 教科書pp. 165–172.
  2. 「課題(7)」.

第6回(2024/10/29)

  1. 「小テスト(6)」.
  2. 「問題(5)」.
  3. 「問題(6)」の[1]のνεώτερος δὲ Κῦροςまで.
  4. 教科書§§5.2–5.4 (pp. 150–163).

課題

  1. 「小テスト(7)」.
  2. 「問題(6)」の[1]のἐπεὶ δὲ ἠσθένει以降.
  3. 「問題(7)」の(1–6):(7–8)は次回に回します.

配布物

  1. 教科書pp. 153–164.
  2. 「課題(6)[訂正版]」:Canvas LMSに事前に掲載していたPDFファイルでは小テストの内容が誤っていました.[訂正版]の方をご覧ください.

第5回(2024/10/22)

  1. 「小テスト(5)」.
  2. 「問題(4)」の(3–9).
  3. 教科書§4.6–7, §5.1 (pp. 141–149).

課題

  1. 「小テスト(6)」.
  2. 「問題(5)」の(1–7):今回1題もできませんでしたが,次回行います.
  3. 「問題(6)」.

配布物

  1. 教科書pp. 145–152.
  2. 「課題(5)」.

第4回(2024/10/15)

  1. 「小テスト(4)」.
  2. 「練習問題(3)」の(2)の[12]のὁ δὲ διεῖλενから最後まで.
  3. 「問題(4)」の(1–2).
  4. 教科書§4.5 (pp. 137–141).

課題

  1. 「小テスト(5)」.
  2. 「問題(4)」の(3–9):今回の残りを次回やります.
  3. 「問題(5)」の(1–5)のみ:(6–7)は動形容詞に関する問題ですので次回の課題にします.

配布物

  1. 教科書pp. 125–144(以前配布したpp. 125–136は廃棄してください).
  2. 「課題(4)」.

第3回(2024/10/08)

  1. 「小テスト(3)」.
  2. 「練習問題(2)」の6–7.
  3. 「練習問題(3)」の(1)と,(2)の[11]から[12]のοὐσίᾱςまで.
  4. 教科書§4.4 (pp. 126–136).

教科書§4.4.1-3 (pp. 126, 131)に間違いがありますので,次回訂正版を配布します(Canvas LMSのPDFファイルも後日差し替えます).

課題

  1. 「練習問題(3)」の(2)の[12]のὁ δὲ διεῖλενから最後まで(今回の残り).
  2. 「小テスト(4)」.
  3. 「問題(4)」.

配布物

  1. 教科書pp. 129–136.
  2. 「課題(3)」.

第2回(2024/10/01)

  1. 「小テスト(2)」.
  2. 「第二アオリストを覚える」(2024年9月24日配布)の説明.
  3. 「練習問題(2)」の1–5(残りは次回行います).
  4. 教科書§4.3.2 (pp. 123–125).

課題

  1. 「練習問題(2)」の6–7(今回の残り).
  2. 「小テスト(3)」.
  3. 「問題(2)」(2024年10月1日配布,「課題(2)」に読み替えてください)の「問題(3)」.

配布物

  1. 「古代ギリシア語基本単語192(単語カード)」.
  2. 「課題(2)」(「問題(2)」を「課題(2)」に読み替えてください).

第1回(2024/09/24)

  1. 配布物の説明(「第二アオリスト形を覚える」以外).
  2. 教科書§4.3.1 (pp. 109–122).

課題

「課題(1)」に書かれています.

配布物

  1. 教科書pp. 109–128.
  2. 「課題(1)」.
  3. 「アオリスト形から現在形を引く」.
  4. 「主な動詞の主要部分」.
  5. 「第二アオリスト形を覚える」(次回説明します).
  6. 「語彙の強化」.

シラバス内容

テーマ

古典ギリシア語初級(後半)/Elementary Greek (second half)

授業の目標

当授業は春学期の「ギリシア語 1」[古典ギリシア語初級(前半)]の続きである.この授業を受講していない場合,その内容を自習しておく必要があるので注意すること.

古典ギリシア語の初級文法を一年かけて学び,新約聖書やプラトーンの哲学作品などを,辞書と文法書を使って読めるようにする.

This class is a continuation of Greek 1 [Elementary Greek (first half)] in the spring semester. Please note that if you have not attended this class, you will need to study the content on your own.

This course introduces students to elementary Greek grammar. By the end of the academic year, students will be reading some passages from the New Testament or the Plato’s dialogues etc. with the help of a dictionary and a grammar book.

授業の内容

I. 概要

秋学期の授業の主な内容は次の三つである(詳しい内容は「授業計画」を参照のこと).

  1. 動詞の活用を覚える.
  2. 単文の主要な構文を覚える.
  3. 複文の主要な構文を覚える.

II. 授業の進め方

授業は次のように行う.第1回はb(小テスト)とc(練習問題の答え合わせ)は行わない.

  1. [授業前]必要があれば教材を事前にダウンロードしておく.
  2. [授業開始]小テストを実施.
  3. 練習問題の答え合わせ(受講生が順番に発表).
  4. 教材を配布し新たな文法事項を学習する.
  5. 次回の小テストと練習問題の指示.
  6. [授業後]小テストのための暗記を行い,練習問題を解いてくる.

I. Overview

The three main contents of the fall semester classes are as follows (see ‘Course Schedule’ for further details):

  1. To learn verb conjugations.
  2. To learn the main constructions of simple sentences.
  3. To learn the main constructions of complex sentences.

II. Classroom procedures

The classes will be conducted as follows. In the first class, b (quiz) and c (answers to exercises) are not given.

  1. [Before class] Download the teaching materials in advance if necessary.
  2. [Start of class] Quiz.
  3. Answers to exercises (students’ presentations in turn).
  4. Hand out materials and study new grammar points.
  5. Instructions for the next quiz and exercises.
  6. [After class] Memorise the material for the quiz and complete the exercises.

授業計画

  1. 動詞(4):アオリスト組織の変化形を学ぶ.
  2. 動詞(5):アオリスト組織の変化形を学ぶ.
  3. 動詞(6):完了組織の変化形を学ぶ.
  4. 動詞(7):受動態アオリスト組織・未来組織の変化形を学ぶ.
  5. 動詞(8):未来完了組織・動形容詞の変化形を学ぶ.
  6. 統語論(1):文法的一致・定冠詞について学ぶ.
  7. 統語論(2):格・前置詞について学ぶ.
  8. 統語論(3):単文の表現法について学ぶ.
  9. 統語論(4):間接話法について学ぶ(前半).
  10. 統語論(5):結果文・目的文について学ぶ.
  11. 統語論(6):条件文・理由文について学ぶ.
  12. 統語論(7):関係文・時の節・間接話法(後半)について学ぶ.
  13. 統語論(8):状況説明分詞について学ぶ.
  14. 原典講読:原典講読の入門を行う.

活用される授業方法

授業時間外(予習・復習等)の学習

予習は不要.復習は毎回4時間程度必要.復習の内容は毎回プリントを配布して指示する.復習の内容は名詞や動詞の変化表を覚えることと,練習問題を解くことの2つ.

授業を欠席した場合は,遅れを取り戻すために授業時間と授業時間外の時間を含めて次の回までに最低6時間の学習が必要.なお,やむを得ず授業を欠席した場合はCanvas LMSを用いて練習問題等の添削や,授業で扱った内容に関する質問を行うことができる.欠席した回の小テストを別の回に受験すること,欠席した回に行うはずだった練習問題の発表を別の回に振り替えることは可能なので,各自申し出ること.

Preparation is not required. About four hours of review are required for each class. There are two review tasks: memorising the tables of declension or conjugation, and translation. Specific instructions will be given each time, so review should be carried out accordingly.

If you miss a class, you will need to study at least six hours before the next session, including class time and time outside class time, to make up for the delay. If you are unavoidably absent from a class, you can use the Canvas LMS to correct exercises and ask questions about the content of the class. It is possible to take the quiz of the missed class in a different class, or to transfer the presentation of the exercises that were to be done in the missed class to another class.

成績評価方法・基準

春学期とは異なり,学期末試験は実施しない.平常点で評価する.レポートはふだん練習問題を解くためにメモしているものを,他人にもわかるように清書した上で提出するもの.

テキスト

教科書は使用しない.プリントは紙媒体とCanvas LMSにPDF形式で用意する.

参考書

授業中に指示をする.

履修にあたって求められる能力

当授業は春学期の「ギリシア語 1」[古典ギリシア語初級(前半)]の続きである.この授業を受講していない場合,その内容を自習しておく必要があるので注意すること.

学生が準備すべき機器等

  1. 情報機器を持参する必要はない.配布資料は紙媒体とCanvas LMSにPDF形式で用意する.
  2. 課題提出先はCanvas LMS(紙媒体でもよい).課題は手書きしたものをスキャンまたは写真に撮って提出すればよい(ワープロソフトを使わなくてよい).

リンク


rmatuura<AT>rikkyo.ac.jp

© 2024 MATSUURA Takashi

Last modified: 2024/12/17