[2023年度秋]古典ギリシア語初級(後半)
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目次
授業概要
- 開講
- 2023年度秋学期
- 科目設置学部
- 文学部(College of Arts)
- 科目コード
- AL208
- テーマ
- 古典ギリシア語初級(後半)/Elementary Greek (second half)
- 授業形態
- 対面(全回対面)
- 校地
- 池袋(Ikebukuro)
- 曜日時限
- 火5(17:10–18:50)
- 単位
- 2単位
- 履修人数
- 6人
日程
- 2023/09/26
- 2023/10/03
- 2023/10/10
- 2023/10/17
- 2023/10/24
- 2023/11/07
- 2023/11/14
- 2023/11/21
- 2023/11/28
- 2023/12/05
- 2023/12/12
- 2023/12/19
- 2024/01/09
- 2024/01/16
進捗
- 第5回
- 統語論(1):文法的一致
- 第6回
- 統語論(2):格の用法と前置詞
- 第7回
- 統語論(3)
- 第8回
- 統語論(4):間接話法(前半)
- 第9回
- 統語論(5):結果文・目的文
- 第10回
- 統語論(6):条件文
- 第11回
- 統語論(7):理由文・時の文・関係文・間接話法(後半)
- 第12回
- 統語論(8):条件文の書き換え・分詞
- 第13回
- 第12回までの残りと原典講読
- 第14回
- 原典講読
第14回(2024/01/16)
- 「小テスト(14)」.
- 「練習問題(12)」9–10.
- 「練習問題(13)」3–5.
- クセノポーン『アナバシス』第1巻第1章第3節の途中〜第4節(ὁ δὲ πείθεται ... τὸν βασιλεύοντα Ἀρταξέρξην.).ただし第4節の一部(ὁ δ’ ὡς ἀπῆλθε ... ἀντ’ ἐκείνου.)を除く.
第13回(2024/01/09)
- 「小テスト(13)」.
- 「練習問題(11)」の和訳の残り(9–10).
- 「練習問題(13)」1, 2, 6.
- 「統語論(8)」第20.3節の「■独立属格/対格」以降.
- クセノポーン『アナバシス』第1巻第1章第1–3節の途中まで(... ὡς ἐπιβουλεύοι αὐτῷ).
課題
- 「小テスト(14)」[問題(12)の「小テスト(14)」(2024年1月16日実施)に内容が書かれています].
- 「練習問題(12)」9–10.
- 「練習問題(13)」3–5.
- 原典講読のつづき.
第12回(2023/12/19)
- 「小テスト(12)」.
- 「練習問題(11)」の和訳の残り(9–10):やるのを忘れていました.
- 「練習問題(12)」1–8.
- 「統語論(7):理由文・時の文・関係文・間接話法」の間接話法(後半).
- 「統語論(8)」第19節,第20.1–3節の「■独立属格/対格」の前まで.
課題
- 「小テスト(13)」.
- 「練習問題(12)」9–10.
- 「練習問題(13)」1, 2, 6(3–5は次回やります).
配布物
- 「統語論(1):補遺」.
- 「統語論(8):条件文の書換・分詞・小辞・要諦」.
- 「問題(12)」.
- 「辞書の使い方」.
- 「原典講読」.
- 原典講読で使うテキスト類(本文・和訳・英訳などはCanvas LMSにあります).
第11回(2023/12/12)
- 「小テスト(11)」は誤った問題を載せてしまいましたので中止としました.
- 「練習問題(10)」の和訳4–7.
- 「練習問題(11)」1–8.
- 「統語論(7):理由文・時の文・関係文・間接話法」の関係文のところまで.
課題
- 「小テスト(12)」(小テストの内容に変更はありません).
- 「練習問題(11)」の和訳の残り(9–10).
- 「練習問題(12)」1–8.
配布物
- 「統語論(7):理由文・時の文・関係文・間接話法」.
- 「問題(11)」.
第10回(2023/12/05)
- 「小テスト(10)」.
- 「練習問題(9)」の「書き換えと和訳」の6–12.
- 「練習問題(10)」の「書き換えと和訳」と和訳1–3.
- 「統語論(6):条件文」.
課題
- 「小テスト(11)」.
- 「練習問題(10)」の和訳の残り(4–7).
- 「練習問題(11)」.
配布物
- 「統語論(6):条件文」.
- 「問題(10)」.
第9回(2023/11/28)
- 「小テスト(9)」.
- 「練習問題(8)」12–15の解説.
- 「練習問題(9)」和訳1–4と書き換えと和訳の1–5.
- 「統語論(5)」.
課題
- 「小テスト(10)」.
- 「練習問題(9)」の書き換えと和訳の残り(6–12).
- 「練習問題(10)」.
配布物
- 「統語論(5):結果文・目的文」.
- 「問題(9)」.
第8回(2023/11/21)
- 「小テスト(8)」.
- 「練習問題(8)」1–11.
- 「統語論(4)」.
提出課題(2023/11/28 17:10まで)
「問題(7)」(2023年11月14日)の「練習問題(8)」の(12)以降を解いてCanvas LMSに提出しなさい.なお,和訳の際は,テキスト(「統語論(3)」)のどの文法項目を使って解いたかわかるようにしておくこと.
課題
- 「小テスト(9)」.
- 「練習問題(9)」.
配布物
- 「統語論(4):間接話法」.
- 「問題(8)」.
第7回(2023/11/14)
- 「小テスト(7)」.
- 「練習問題(7)」.
- 「統語論(3)」.
課題
- 「小テスト(8)」.
- 「練習問題(8)」.
配布物
- 「統語論(3)」.
- 「問題(7)」.
第6回(2023/11/07)
- 「小テスト(6)」.
- 「和訳(6)」.
- 「和訳(5)」6–7.
- 「統語論(2):格の用法と前置詞」.
課題
- 「小テスト(7)」.
- 「和訳(7)」.
配布物
- 「統語論(2):格の用法と前置詞」.
- 「問題(6)」.
第5回(2023/10/24)
- 「小テスト(5)」.
- 「和訳(4)」6の後半と7–9.
- 「和訳(5)」1–5.
- 「形態論(8):未来組織ほか」第14節.
- 「統語論(1):文法的一致」.
課題
- 「和訳(5)」6–7(前回の残り):提出の必要はありません(次回の授業時間中にやります).
- 「小テスト(6)」.
- 「和訳(6)」.
配布物
- 「統語論(1):文法的一致」.
- 「問題(5)」.
第4回(2023/10/17)
- 「小テスト(4)」.
- 「和訳(3)」2の[13–14]の解説.
- 「和訳(4)」1–5と6の前半.
- 「形態論(8):未来組織ほか」第12–13節.
課題
- 「和訳(4)」7–9(前回の残り).
- 「小テスト(5)」.
- 「和訳(5)」1–5.
配布物
- 「形態論(8):未来組織ほか」.
- 「問題(4)」.
第3回(2023/10/10)
- 「小テスト(3)」.
- 「練習問題(2)」6の後半と7.
- 「練習問題(3)」1と2の[11–12].
提出課題(10月17日17:10まで)
「練習問題(3)」の残り[(2)の[13]以降.Canvas LMSに提出用ページがあります.
課題
「問題(3)」に書かれています.
配布物
- 「形態論(7):完了組織」.
- 「問題(3)」.
第2回(2023/10/03)
- 「小テスト(2)」.
- 「練習問題(2)」1–5と6の前半.
課題
「練習問題(2)」の残り(6の後半と7)と,「問題(2)」に書かれている内容.
配布物
- 「問題(2)」.
- 「語彙の強化」.
- 「古代ギリシア語基本単語192」.
第1回(2023/09/26)
- 「語彙の強化」.
- 「形態論(6):アオリスト組織」.
- 「アオリスト形から現在形を引く」.
- 「主な動詞の主要部分」.
課題
「問題(1)」に書かれています.
配布物
「古代ギリシア語基本単語192」(単語カード)は次回配布します.「語彙集」は紙媒体では配布せず,Canvas LMSで配布します(随時更新).
- 「形態論(6):アオリスト組織」.
- 「アオリスト形から現在形を引く」.
- 「問題(1)」.
- 「語彙の強化」.
- 「主な動詞の主要部分」.
シラバス内容
テーマ
古典ギリシア語初級(後半)/Elementary Greek (second half)
授業の目標
!!!注意!!!
当授業は春学期の「ギリシア語 1」[古典ギリシア語初級(前半)]の続きである.この授業を受講していない場合,その内容を自習しておく必要があるので注意すること.
!!!!!!!!
古典ギリシア語の初級文法を一年かけて学び,新約聖書やプラトーンの哲学作品などを,辞書と文法書を使えば何とか読めるようにする.
!!! Attention !!!
This class is a continuation of Greek 1 [Elementary Greek (first half)] in the spring semester. Please note that if you have not attended this class, you will need to study the content on your own.
!!!!!!!!!!!!!!!!!
This course introduces students to elementary Greek grammar. By the end of the academic year, students will be reading some passages from the New Testament or the Plato’s dialogues etc. with the help of a dictionary and a grammar book.
授業の内容
I. 概要
秋学期の授業の主な内容は次の三つである(詳しい内容は「授業計画」を参照のこと).
- 動詞の活用を覚える.
- 単文の主要な構文を覚える.
- 複文の主要な構文を覚える.
II. 授業の進め方
授業は次のように行う.第1回はb(小テスト)とc(練習問題の答え合わせ)は行わない.
- [授業前]必要があれば教材を事前にダウンロードしておく.
- [授業開始]小テストを実施.
- 練習問題の答え合わせ(受講生が順番に発表).
- 教材を配布し新たな文法事項を学習する.
- 次回の小テストと練習問題の指示.
- [授業後]小テストのための暗記を行い,練習問題を解いてくる.
I. Overview
The three main contents of the fall semester classes are as follows (see ‘Course Schedule’ for further details):
- To learn verb conjugations.
- To learn the main constructions of simple sentences.
- To learn the main constructions of complex sentences.
II. Classroom procedures
The classes will be conducted as follows. In the first class, b (quiz) and c (answers to exercises) are not given.
- [Before class] Download the teaching materials in advance if necessary.
- [Start of class] Quiz.
- Answers to exercises (students’ presentations in turn).
- Hand out materials and study new grammar points.
- Instructions for the next quiz and exercises.
- [After class] Memorise the material for the quiz and complete the exercises.
授業計画
- 動詞(4):アオリスト組織の変化形を学ぶ.
- 動詞(5):アオリスト組織の変化形を学ぶ.
- 動詞(6):完了組織の変化形を学ぶ.
- 動詞(7):受動態アオリスト組織・未来組織の変化形を学ぶ.
- 動詞(8):未来完了組織・動形容詞の変化形を学ぶ.
- 統語論(1):文法的一致・定冠詞について学ぶ.
- 統語論(2):格・前置詞について学ぶ.
- 統語論(3):単文の表現法について学ぶ.
- 統語論(4):間接話法について学ぶ(前半).
- 統語論(5):結果文・目的文について学ぶ.
- 統語論(6):条件文・理由文について学ぶ.
- 統語論(7):関係文・時の節・間接話法(後半)について学ぶ.
- 統語論(8):状況説明分詞について学ぶ.
- 原典講読:原典講読の入門を行う.
授業時間外(予習・復習等)の学習
予習は不要.復習は毎回4時間程度必要.復習の内容は変化表を覚えることと,練習問題を解くことの2つ.具体的な内容は毎回指示をするので,それにしたがって復習を行う.
Preparation is not required. About four hours of review are required for each class. There are two review tasks: memorising the tables of declension or conjugation, and translation. Specific instructions will be given each time, so review should be carried out accordingly.
成績評価方法・基準
- 平常点[練習問題の発表状況(60%),授業中に行う小テスト(20%),学期中に随時提出するレポート(20%)]
春学期とは異なり,学期末試験は実施しない.平常点で評価する.レポートはふだん練習問題を解くためにメモしているものを,他人にもわかるように清書した上で提出するもの.
教科書
教科書は使用しない.プリントを配布する.印刷したものを配布し,PDFファイルをCanvas LMSに掲載する予定.
参考書
授業中に指示をする.
その他(HP等)
- 配布するプリントにもとづいた講義形式の授業を行い,必要に応じて板書等を行う.
- ただし練習問題は受講生が順番に発表していく形式.受講生が音読と和訳等を行い,それに関して教員がいくつか質問を行う.
- 授業支援システムにはCanvas LMSを用いる.教材をPDFファイルで配布する場合や,授業時間外の学習支援に用いる.
- 質問・相談は講義の前後に随時受け付ける.また,メールでも随時受け付ける.
リンク
rmatuura<AT>rikkyo.ac.jp
© 2023–2024 MATSUURA Takashi
Last modified: 2024/10/01