#author("2016-04-16T17:00:01+09:00","","")
[[Personal/Seminar/2013/02]]

*内容(2013年春西洋古典学勉強会!) [#re237667]

+まず,高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』(岩波書店,1960)(以下「高津事典」と略します)の「まえがき」を読んでください.
+高津事典の項目のうち,自分の調べたい項目を選んで報告します.
--調べるのが大変な項目もありますので,事前に「参考文献」に挙げられている文献に軽く目を通し,自分の調べられそうな項目を選ぶとよいでしょう.
--報告にもとづき,必要なら担当する項目の調整を行います.
--分量ですが,全7回程度を参加人数で割る形になります.「1日につき2人」のように分割して2回くらいにわたって発表することも可です.
//--分量が少ない場合は調べる項目を増やしてもらうことがあります.1人につき1回(90分程度)から2回分程度の発表を行ってもらうことを予定しています.「1日につき2人」のように分割することも可です.
+「これはどの古典作家の作品中にある話だろう?」と考えながらそれぞれの項目を読みます.すなわち出典(典拠)が必要と思われる箇所をチェックしながら読みます.
+上の「参考文献」に挙げられている文献その他を用いて,それぞれの典拠を可能な範囲で調べます.
--箇所はできるだけ細かく調べます.たとえば「『イーリアス』第1巻」ではなく,「『イーリアス』第1巻第234行」まで調べます.
--探すのが難しい箇所については無理に探す必要はありませんが,探せなかった旨を後述するレジュメに書いてください.
+可能な限り,その典拠の原典や翻訳に当たってそれが正しいことを確かめます.
--翻訳のみを用いる場合は,できるだけ信頼できる翻訳を用いてください.
--典拠となる本文が収録されている校訂本や翻訳が見つからなければ春キャップ宛に問い合わせるなどしてください.特に断片集の場合は探すのが難しいので,無理して自分で探す必要はありません.
+高津事典での記述が不十分と思われる場合,補足説明を用意してください.
+可能な限りレジュメを作り,人数分コピーしてください.レジュメの作り方は自由ですが,たとえば次のような方法があります.なお,典拠となる古典作家の本文をすべて注に転載する必要はありませんが,理解のために必要と思われれば書いても構いません.
--''混合形式''
---それぞれの項目の文章をエピソードごと,異伝ごとに区切り,区切られた文章それぞれの下に典拠と補足説明を書きます.
--''分割形式''
---高津事典のそれぞれの項目のところをコピーし,典拠が必要な文章の欄外に「-1」や「1)」といった注の記号を書き加えます.
---別紙に典拠と補足説明を注1から順番に書いていきます.
+調べたことを,レジュメをもとに発表します.

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