TeX/PackageFile

pb-diagram

ダイヤグラムを作るためのパッケージです。

pb-lams

線の方向が複雑な場合は pb-lams パッケージを併用します。この場合、次のファイルが追加で必要になります。

  1. lams{1-5}.mf
  2. lams{1-5}.tfm

これらは、例えば

をダウンロードして展開すると得られます。

これらを、ptetex3 の場合は次のディレクトリにコピーします。

  1. lams{1-5}.mf
    • /usr/local/teTeX/share/texmf-local/fonts/source/public/lamstex (root になれる場合)
    • ~/texmf/fonts/source/public/lamstex (root になれない場合)

  2. lams{1-5}.tfm
    • /usr/local/teTeX/share/texmf-local/fonts/tfm/public/lamstex (root になれる場合)
    • ~/texmf/fonts/tfm/public/lamstex (root になれない場合)

コピーした後は

を実行しておきます(ls-R を使っている場合)。

stemma codicum

樹形図(tree)を作るためのパッケージもありますが、stemma を作る際には pb-diagram の方が便利だと思います。

\usepackage{pb-diagram}

. . .

$\begin{diagram}

\end{diagram}$

次のような stemma を書いてみることにします。

   a
  / \
 /   \
 A     b
     / \
    /   \
   B     C

図形をコマンドを使って表す必要があるので、まずは stemma を表にして整理するところから始めます。上の例だと次のようになります。

1234
aa
bAb
cBC

コマンドは次のようになります。

$\begin{diagram}
                \node[2]{\mbox{a}}\arrow{sw,-}\arrow{se,-}\\
\node{\mbox{A}} \node[2]{\mbox{b}}\arrow{sw,-}\arrow{se,-}\\
                \node[2]{\mbox{B}}                         \node[2]{\mbox{C}}
\end{diagram}$
\mbox
数式モードから抜けるために使います。これを使わないと、数式モードで文字が出力されます(数式用のイタリックになります)。
sw
[S]outh-[W]est の意味です。
\arrow{sw,-}
通常は矢印が出力されます。矢印の頭を消すには - オプションをつけます。
\node[2]
「2」列目であることを示します。

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Last-modified: 2019-03-30 (土) 04:06:25