ダイヤグラムを作るためのパッケージです。
線の方向が複雑な場合は pb-lams パッケージを併用します。この場合、次のファイルが追加で必要になります。
これらは、例えば
をダウンロードして展開すると得られます。
これらを、ptetex3 の場合は次のディレクトリにコピーします。
~/texmf/fonts/source/public/lamstex (root になれない場合)
~/texmf/fonts/tfm/public/lamstex (root になれない場合)
コピーした後は
を実行しておきます(ls-R を使っている場合)。
樹形図(tree)を作るためのパッケージもありますが、stemma を作る際には pb-diagram の方が便利だと思います。
\usepackage{pb-diagram} . . . $\begin{diagram} \end{diagram}$
次のような stemma を書いてみることにします。
a / \ / \ A b / \ / \ B C
図形をコマンドを使って表す必要があるので、まずは stemma を表にして整理するところから始めます。上の例だと次のようになります。
1 | 2 | 3 | 4 | |
---|---|---|---|---|
a | a | |||
b | A | b | ||
c | B | C |
コマンドは次のようになります。
$\begin{diagram} \node[2]{\mbox{a}}\arrow{sw,-}\arrow{se,-}\\ \node{\mbox{A}} \node[2]{\mbox{b}}\arrow{sw,-}\arrow{se,-}\\ \node[2]{\mbox{B}} \node[2]{\mbox{C}} \end{diagram}$