#author("2019-05-07T19:38:30+09:00","default:user","user") [[Train/Ticket]] #author("2020-03-02T15:05:26+09:00","default:user","user") *切符の持ち運び [#nfff64a9] **概要 [#t78248da] 2019年現在,マルスや指定席券売機で発行された切符は感熱紙を用いたものがほとんどですが,感熱紙はインクとの「相性」が悪い場合があります.たとえば入鋏印には速乾性インクが使われていることが多く,少し乾かせばあまりすれませんが,途中下車印や無効印,乗車記念印などの場合はなかなか乾かず,すれてしまうことがあります. このような印影をきれいに残すためには,印影に触れないようにして長時間(長ければ数週間かかります)乾かすようにします.ただし持ち運んでいる間に印影に触れないようにするのはかなり難しいので,工夫する必要があります. お菓子の箱を加工するのが簡単だと思われます.85mm券(ふつうの乗車券や指定席特急券)を収めるのには明治ミルクチョコレート(1)などの箱が,長い120mm券(青春18きっぷなど)を収めるのには明治のアーモンドチョコ(2)などの箱がぴったりです. +https://catalog-p.meiji.co.jp/products/sweets/chocolate/010101/06010.html +https://www.meiji.co.jp/sweets/chocolate/almond/ 何度も券面に触れてしまうような場合,たとえば途中下車印を複数もらうような場合は,できるだけ上のような方法でインクを乾かしておき,触れる機会の直前に吸収性の高い紙や吸取り紙(万年筆で書いた場合に用いる)で,乾いていないインクを吸い取るようにするとよいでしょう.