Train/JRHokkaido
在来線による関東から北海道への移動経路†
鉄道旅行を主目的とする場合の,関東から北海道への在来線による移動経路を考える.基本的に普通列車のみで移動する場合,北海道&東日本パス(長期休暇期間中)や青春18きっぷ(長期休暇期間中)を利用することができる.
以下は2017年1月現在の情報である.天候その他の状況により列車の接続を取らないことが考えられ,その場合は当日中に目的地まで到達できない可能性がある.
青森〜函館間†
青森〜函館間の移動経路には複数の方法が考えられる.青森〜函館間のフェリー(JR線ではない)も候補に入れて検討する.
- 青春18きっぷ
- 青春18きっぷ北海道新幹線オプション券(2,300円)を用いれば青春18きっぷで次の区間を利用できるが,接続が悪くあまり距離を稼げない.青森〜新函館北斗間(またはその一部の区間)を普通運賃+立席特急券で乗るか,フェリーを利用するという方法が考えられる.奥津軽いまべつ〜新函館北斗間なら4,960円,新青森〜新函館北斗間なら6,740円.
- 北海道新幹線奥津軽いまべつ〜木古内間.
- 道南いさりび鉄道線(通過利用のみ可).
- 北海道&東日本パス
- 新青森〜新函館北斗間は立席特急券を別に買えば北海道新幹線に乗れるので,これを利用するのがもっとも効率的と考えられる.新青森〜新函館北斗間の立席特急券は3,930円である.奥津軽いまべつ〜新函館北斗間(同2,800円)などに短縮してもよいが,その分時間がかかってしまうので,目的・時間・費用を勘案して決めるとよいと思われる.
フェリーを用いる利点と欠点は次の通り.
- JR券とは別に運賃がかかるが,等級を気にしなければ低廉である.
- 深夜便があるので宿泊代わりに用いることができる.ただし体力的には厳しいかもしれない.
- フェリーターミナルは青森,函館とも駅からそれなりに離れている.
北海道新幹線の運賃・料金†
「普通運賃/指定席特急料金/立席特急料金」の順で記す.
駅 | 新青森 | 奥津軽いまべつ | 木古内 |
奥津軽いまべつ | 740 / 2510 / 1310 | —— | —— |
木古内 | 2160 / 3320 / 2800 | 1450 / 2510 / 1490 | —— |
新函館北斗 | 2810 / 4450 / 3930 | 2160 / 3320 / 2800 | 740 / 2510 / 1310 |
- 北海道&東日本パス
- 青春18きっぷ
北海道&東日本パスは青春18きっぷと違って次が利用できるので,利点が多い.
- IGRいわて銀河鉄道
- 青い森鉄道
- 北海道新幹線新青森〜新函館北斗間(立席特急券3,930円以内が必要)