駅 | 路線 | 発着 | 番線 | 時刻 | 列車番号 | 行先 | 列車種別 | 車両 | 運賃 | その他 |
滝川 | 函館本線 | 発 | 7 | 0735 | 2323M | 江部乙 | クハ721-3019 | 220 | ||
江部乙 | 函館本線 | 着 | 2 | 0742 | 3両(1両目) | 札サウF-3019 | ||||
江部乙 | 函館本線 | 発 | 2 | 0752 | 2320M | 岩見沢 | クモハ721-3019 | 220 | ||
滝川 | 函館本線 | 着 | 4 | 0759 | 3両(1両目) | 札サウF-3019 | ||||
滝川T | 北海道中央バス | 発 | 1 | 0815 | 浦臼駅 | 500 | ||||
鶴沼市街 | 滝川浦臼線 | 着 | 0845 | |||||||
鶴沼 | 札沼線 | 発 | 1 | 0911 | 5425D | 新十津川 | キハ40 401 | 170 | ||
於札内 | 札沼線 | 着 | 1 | 0914 | 1両 | 札ナホ | ||||
南下徳富 | 札沼線 | 発 | 1 | 0950 | 5426D | 石狩当別 | キハ40 401 | 260 | ||
晩生内 | 札沼線 | 着 | 1 | 1010 | 1両 | 札ナホ | ||||
札的 | 札沼線 | 発 | 1 | 1211 | 5427D | 浦臼 | キハ40 401 | 170 | ||
浦臼 | 札沼線 | 着 | 1 | 1214 | 1両 | 札ナホ | ||||
浦臼 | 札沼線 | 発 | 1 | 1321 | 5428D | 石狩当別 | キハ40 401 | 450 | ||
月ヶ岡 | 札沼線 | 着 | 1 | 1358 | 1両 | 札ナホ | 8D | |||
知来乙 | 札沼線 | 発 | 1 | 1504 | 5429D | 浦臼 | キハ40 401 | 230 | ||
札比内 | 札沼線 | 着 | 1 | 1520 | 1両 | 札ナホ | ||||
豊ヶ岡 | 札沼線 | 発 | 1 | 1749 | 5431D | 浦臼 | キハ40 402 | 360 | ||
本中小屋 | 札沼線 | 着 | 1 | 1834 | 1両 | 札ナホ | ||||
本中小屋 | 札沼線 | 発 | 1 | 1947 | 5435D | 石狩月形 | キハ40 402 | 230 | ||
石狩月形 | 札沼線 | 着 | 1 | 2004 | 1両 | 札ナホ |
北海道&東日本パス7日目(1550円).
一見すると,なぜ設定されているか不思議な列車の1つである.1駅間のみの運行であり,この時間の旅客流動を考えると,周辺より大きな町である滝川「へ」向かう需要はあるにしても,その逆の需要はほとんどないと考えられるからである.それにも関わらずこの列車が設定されているのは,折り返し2320M江部乙発岩見沢行を設定するためである.2320Mは江部乙から滝川へ,あるいは岩見沢までの各駅から岩見沢へ向かう通勤・通学客を運ぶのに適当な列車である.折り返しとなる江部乙は無人駅であり,この駅から列車の運用を始めることはできない.そのため滝川発江部乙行が設定されているのである.2018年3月の改正で2320Mが深川発岩見沢行になったため,2323Mの設定はなくなった.深川には運用担当の社員が配置されているため,この駅から列車の運用を始めることができるからである.留置されるのはおそらく滝川で変わりがないが,滝川から深川までは回送列車となっているものと思われる.
この日は札沼線の各駅訪問を行う予定であったが,札沼線新十津川行の列車に乗る前に,ちょうどこの2323Mに乗車するだけの時間があるので,乗車してみた.先頭車に乗って写真を撮ったりしていると,「赤電の時から乗ってるけど,この列車に乗客がいたのは初めてだよ」と運転士から話しかけられる.発車時刻間際になると,根室本線上り列車が遅れているので,接続待ちのため(乗り換え客は0だろうが……)少し発車が遅れる,とアナウンスではなく,車掌が直接席まで来て教えてくれる.やはり,この列車に乗る乗客がよほど珍しいのだろう.切符を見せて,折り返しに乗車する旨伝えておく.
函館本線の札幌〜旭川間の線路はほとんどまっすぐだが,滝川〜江部乙間は本当に直線であり,かつては特急『スーパーカムイ』などが130km/h運転していただけあって線路規格が高く,2323Mも気持ちのよい走りをしてくれる.5分ちょっとで江部乙駅2番線に到着する.ほとんど使われることのないと思われる江部乙駅2番線函館方の出発信号機の青を確認すると滝川方面に向かって走り出す.