第5回北海道旅行7日目(2017/07/19)

行程

路線発着番線時刻列車番号行先列車種別車両運賃その他
滝川函館本線707352323M江部乙クハ721-3019220
江部乙函館本線207423両(1両目)札サウF-3019
江部乙函館本線207522320M岩見沢クモハ721-3019220
滝川函館本線407593両(1両目)札サウF-3019
滝川T北海道中央バス10815浦臼駅500
鶴沼市街滝川浦臼線0845
鶴沼札沼線109115425D新十津川キハ40 401170
於札内札沼線109141両札ナホ
南下徳富札沼線109505426D石狩当別キハ40 401260
晩生内札沼線110101両札ナホ
札的札沼線112115427D浦臼キハ40 401170
浦臼札沼線112141両札ナホ
浦臼札沼線113215428D石狩当別キハ40 401450
月ヶ岡札沼線113581両札ナホ8D
知来乙札沼線115045429D浦臼キハ40 401230
札比内札沼線115201両札ナホ
豊ヶ岡札沼線117495431D浦臼キハ40 402360
本中小屋札沼線118341両札ナホ
本中小屋札沼線119475435D石狩月形キハ40 402230
石狩月形札沼線120041両札ナホ

北海道&東日本パス7日目(1550円).

函館本線2323M滝川発(07:35)江部乙行(07:42)

一見すると,なぜ設定されているか不思議な列車の1つである.1駅間のみの運行であり,この時間の旅客流動を考えると,周辺より大きな町である滝川「へ」向かう需要はあるにしても,その逆の需要はほとんどないと考えられるからである.それにも関わらずこの列車が設定されているのは,折り返し2320M江部乙発岩見沢行を設定するためである.2320Mは江部乙から滝川へ,あるいは岩見沢までの各駅から岩見沢へ向かう通勤・通学客を運ぶのに適当な列車である.折り返しとなる江部乙は無人駅であり,この駅から列車の運用を始めることはできない.そのため滝川発江部乙行が設定されているのである.2018年3月の改正で2320Mが深川発岩見沢行になったため,2323Mの設定はなくなった.深川には運用担当の社員が配置されているため,この駅から列車の運用を始めることができるからである.留置されるのはおそらく滝川で変わりがないが,滝川から深川までは回送列車となっているものと思われる.

この日は札沼線の各駅訪問を行う予定であったが,札沼線新十津川行の列車に乗る前に,ちょうどこの2323Mに乗車するだけの時間があるので,乗車してみた.先頭車に乗って写真を撮ったりしていると,「赤電の時から乗ってるけど,この列車に乗客がいたのは初めてだよ」と運転士から話しかけられる.発車時刻間際になると,根室本線上り列車が遅れているので,接続待ちのため(乗り換え客は0だろうが……)少し発車が遅れる,とアナウンスではなく,車掌が直接席まで来て教えてくれる.やはり,この列車に乗る乗客がよほど珍しいのだろう.切符を見せて,折り返しに乗車する旨伝えておく.

函館本線の札幌〜旭川間の線路はほとんどまっすぐだが,滝川〜江部乙間は本当に直線であり,かつては特急『スーパーカムイ』などが130km/h運転していただけあって線路規格が高く,2323Mも気持ちのよい走りをしてくれる.5分ちょっとで江部乙駅2番線に到着する.ほとんど使われることのないと思われる江部乙駅2番線函館方の出発信号機の青を確認すると滝川方面に向かって走り出す.


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Last-modified: 2018-11-14 (水) 15:18:05