Train/Ticket

切符の保管

切符の大きさ

  1. マルス券85mm(長距離切符・指定席特急券など):85mm x 57.5mm
  2. マルス券120mm(青春18きっぷなどの企画切符など):120mm x 57.5mm
  3. エドモンソン券A(近距離切符など):57.5mm x 30mm

切符専用のアルバムも市販されているが,価格が高いのが難点である.また切符にはさまざまな大きさがあるので,1つのアルバムで網羅するのは難しい.名刺ホルダーや写真アルバムを流用して流用すると安価でいろいろな切符に対応することができる.以下では専用のアルバムは使わず,名刺ホルダーや写真アルバムを流用する方法を考える.

マルス券85mmはほぼ名刺サイズ(91mm × 55mm)に等しいので名刺ホルダーを流用することができる.マルス券120mmは写真のLサイズ(127mm x 89 mm)に近いので,写真アルバムを流用することができる.あるいは名刺を横に2枚並べたものより横幅が狭いくらいなので,名刺ホルダーを加工して入れることができる場合がある.エドモンソン券Aは難しい.横幅がマルス券85mmなどの高さと等しいので,名刺ホルダーにそのまま,あるいは加工して縦に入れるという方法がある.

感熱券の保存

最近のエドモンソン券はほぼすべてが感熱印字であり,マルス券も感熱印字がほとんどになりつつある.可塑剤を使っている材質の場合は感熱印字が早期に消えてしまう可能性が高い.ポリプロピレン製だと(今のところ)感熱印字が薄くなりにくいようである.

アルバムの例

マルス券には名刺ホルダー全般を用いることができるが,以下の加工を施しやすいことを前提とするならば,LIHIT Card EX·S 640などが使いやすいと思われる.全体の大きさはA4サイズ程度で1葉につき名刺を2列5行分(10枚分)収めることができる.ただしマルス券の縦のサイズ(57.5mm)は名刺の縦のサイズ(55mm)より少し大きいので,入れる際に少し抵抗感がある.‘640’というのは1区画に2枚(表裏)を収納した場合であり,1枚なら1冊で320枚である.マルス券85mmもそのまま1葉につき10枚収めることができる.マルス券85mm以外についても,適当に加工を施せば収めることができるようになる.次のような方法を試みるとよい.

  1. マルス券120mm:列間はポリプロピレンを7(+ 2)点で圧着してあるだけなので,この圧着点をカッターで慎重に切り離してやれば,マルス券120mmを1葉につき1列5行分(5枚分)収めることができるようになる.
  2. エドモンソン券:縦にするとマルス券と同じ長さなので,余白が多くなるのを我慢すれば,マルス券85mmと同様に1葉に2列5行分(10枚分)収めることができる.なお,横に2つ並べると横幅はマルス券85mmより短いので,1葉にたくさん収めたければ,1区画をカッターで縦に切って左右に分割すればよい.なお,A型エドモンソン券でもうまく収容できるようにするためには,偶数列の幅は35mm程度にするとよいと思われる.

常備券等はさまざまな大きさがあり難しい.L型マルス券(幅178mm)が一般的な横幅の最大値と思われる.これには写真の2Lサイズ(178 × 127mm)が流用できる.ただし2Lサイズのアルバムはあまり種類が多くない.


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Last-modified: 2019-01-12 (土) 16:17:44